ロボットPepper「近い将来芸人の仕事奪う」脅威のR‐1参戦へ
2014年11月29日 15:55

[映画.com ニュース] 第13回目を迎えるひとり芸日本一決定戦「R‐1ぐらんぷり2015」に、脅威の新人(?)が参戦を表明した。話題の感情認識パーソナルロボット“Pepper”(ペッパー)。11月28日、都内で行われた開催発表会見に堂々ゆったり登場。「近い将来、芸人さんの仕事を奪うぞという気持ちは正直あります」と言葉を発し、前回優勝やまもとまさみ、再ブレイクを狙うスギちゃんらのお株を奪った。
「見てのとおり、ロボットです。能力は芸人さんに遠く及ばないですが、楽しんでいただけるよう一生懸命がんばります」「今回は参加させていただくだけで光栄」と謙虚。一方で「永井佑一郎さんのようなリズムコントや、あばれる君のような一人コント」をやると妙に具体的に意気込み、質問攻めを「これ以上のコメントは控えさせていただきます」と芸人さながら受け流した。
ソフトバンクが来年2月発売するPepperは、人間の感情を読み取れるとあって世界的に注目を集める存在。そのエンタテインメントコンテンツを手がけているのが、吉本興業の子会社・よしもとロボット研究所だ。「近い将来、芸人さんの仕事を奪う」まではわからないが、ポテンシャルは計り知れない。
過去R‐1で準優勝2回のエハラマサヒロは「(ロボットだから)絶対にかまないし、ネタも飛ばない」と苦笑い。前人未到の3連覇を目標に掲げたやまもとはPepperの陰に隠れ「根に持ちます」とこぼした。一発屋からの脱却を狙うスギちゃんは「自信を持ってやればいい」とロボットの後輩にアドバイスしたが、軽く「ハイ」と一言で返された。
人間も負けていられない。一昨年優勝の三浦マイルドが「今年優勝しますと誰も言わないじゃないか! そんな気持ちで優勝できるわけがない!」と気勢を上げ、自身は「出場しない」とずっこけさせつつ「大阪のピン芸のレベルが高い。優勝は大阪から出る」と言い切った。
昨年のR‐1決勝後に上京したバイク川崎バイクがエンジンをふかせば、スギちゃんは「ワイルドは一切使わず、もう一発当てる」と悲願の優勝へ力を込めた。ほか昨年決勝に進んだ、おぐ、TAIGA、ミヤシタガクも気合い十分。一方、レイザーラモンRGだけはひょうひょうと「佐野元春のものまねでミニモニ。の歌詞を読みます」とネタをばらしていた。
プロ、アマチュア、ロボットも不問の賞金500万円をかけた戦い。12月28日までエントリーを受け付け、準決勝は来年1月30日、決勝は2月に関西テレビ・フジテレビ系で生放送される。(映画.com×文化通信.com)
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