骨髄移植題材の関めぐみ主演作、来年3月公開 共演は市川由衣、角田信朗ら
2014年11月27日 15:00
謎の美女マリコが人里離れた場所で営むカフェは、客が姿を消すという怪しい噂がささやかれていた。客として潜り込んだ記者・榎木田は、婚約者に逃げられた女性、頭脳明晰な青年、気弱なボディビルダーの常連客と出会い、マリコが自殺志願者を募っていることを知る。マリコは骨髄移植することを条件に自殺用カプセルを渡すのだという。
「エンプティー・ブルー」の帆根川廣監督が、「誰かを救うことで自分も救われる」という救いと再生の物語をミステリータッチに紡ぐ。関が、癒えない傷を負いながら優しくコーヒーを注ぐヒロイン・マリコを穏やかに演じている。常連客役には、「海を感じる時」で新境地を開拓した市川由衣をはじめ藤原薫、角田信朗が顔をそろえた。
海へと歩を進める女性と少女をとらえたポスタービジュアルは、淡いブルーを基調に繊細な世界観を表現している。
「迷宮カフェ」は、15年3月7日から東京・角川シネマ新宿で公開。