劇場版「NARUTO」完成! ナルトの恋愛に岸本斉史は「せつない気分」
2014年11月24日 20:00

[映画.com ニュース] 全世界でのコミックス累計発行部数2億部を誇る人気漫画「NARUTO-ナルト-」の劇場版アニメ完結編「THE LAST NARUTO THE MOVIE」の完成披露試写会が11月24日、都内で行われ、声優の竹内順子、中村千絵、日野聡、井上和彦、福山潤、小林常夫監督、原作者の岸本斉史氏、主題歌を担当した「スキマスイッチ」の大橋卓弥と常田真太郎が舞台挨拶に立った。
原作の連載は終了しているが、2015年には「NARUTO-ナルト-展(仮)」の開催が決定するなど“NARUTO新時代開幕プロジェクト”が始動。今作は、原作の2年後の物語で、主人公・うずまきナルトの恋愛を描く。キャラクターデザインとストーリー総監修を務めた岸本は「15年という長い連載、ナルトがちょっとずつ成長していく姿を見守ってくださった皆様に感謝です」と話し、「描いてきた主人公がキスしちゃって、子どもが成長して離れていくような切ない気分になった。(ナルトら)2人を描くことはもうそんなにないと思うんですけど、お父さん目線なんですけど、よかったな、良いものになったなと安心しましたね」と感慨深げに語った。
さらに、原作ファンだという常田が「どこまですべてのストーリーを考えていたんですか?」と質問すると、岸本は「1話目、2話目を描いている時に、サスケとナルトが戦うというのは決めていました」と説明。ナルト役の竹内は「岸本先生が『今回恋愛が大事だ』とおっしゃっていて、はぁ~って感じです。失恋した気持ちです」とおどけてみせ、小林監督も「長いナルトの15年の歴史を、ファンの人には思い返していただいて、この映画が新しい思い出になればいいなと思っています」と胸の内を明かした。
この日、壇上でスキマスイッチによる主題歌「星のうつわ」が生披露されたほか、登壇陣には原作の連載15周年を祝した“15メートル赤マフラー”をプレゼント。最後に竹内は「ナルトの世界はまだまだ続く。だけどな、俺たちの戦いの映画はこれがラストだ。みんなぜひとも、俺たちの最後を劇場で見てくれってばよ。劇場で、待ってるぜ!」と締めくくった。
「THE LAST NARUTO THE MOVIE」は12月6日から全国公開。
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