沖田修一監督、素人“おばちゃん”たちの演技に感服「グッと来た」
2014年11月23日 08:05

[映画.com ニュース] 沖田修一監督最新作「滝を見にいく」が11月22日、東京と、撮影が行われた新潟の2スクリーンで公開された。沖田監督とオーディションで選ばれた女優陣が、東京・新宿武蔵野館で行われた初日舞台挨拶に登壇した。
登壇したのは、根岸遙子、安澤千草、荻野百合子、桐原三枝、川田久美子、渡辺道子の“おばちゃん”たちと、沖田監督作品の常連俳優でツアーガイド役を演じた黒田大輔。出演した徳納敬子はスケジュールの都合で欠席したが、7人の“おばちゃん”たちの懸命な姿に沖田監督は、「最後にはグッと来て、泣きそうになりました」と感服した様子で語り、女優陣をいたわった。
第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に選出された今作。普段は妙高市役所で働いているという根岸は、「レッドカーペットを歩いておかしくなったのか、こんな派手な格好で来てしまいました」と照れた様子で会場の笑いを誘い、黒田は「スターが誰もいない。これでたくさんの人に愛して頂けたら、日本映画史に旋風を巻き起こす問題作になる」と、おどけつつも胸を張った。
また、この日は沖田監督の母親が来場していたことから、安澤は「沖田監督のお母様が『修一らしい作品だった』とおっしゃって下さったのが本当に嬉しかった」と明かし、「沖田監督らしい作品に携われて幸せです」と満面の笑みを見せた。
MC不在で進行した本舞台挨拶は、「役の中では、AKB48で言うと(ポジションが)指原莉乃かなと思っていた」(川田)、「撮影中に差し歯が取れた。慌てたがいつもより演技がキラキラしていた」(萩野)「女優魂を見せようと本物のマムシを持ちました」(根岸)など、おばちゃんたちの自由なトークで盛り上がりをみせ、沖田監督は終始聞き手に徹していた。
幻の滝を訪れるツアーに参加した年齢も性格もバラバラな7人のおばちゃんたちがガイドとはぐれ、普段の生活とはかけ離れた山の中で忘れかけていた自分を取り戻していく。おばちゃんたちが繰り広げるサバイバルをユーモラスに描く。
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