「死んだ目をした少年」×「カミングアウト」コラボイベント開催!
2014年11月22日 15:00

[映画.com ニュース] 公開を控える2本の新作映画「死んだ目をした少年」&「カミングアウト」のコラボイベントが11月20日、東京・渋谷WOMBで行われた。イベントには両作の監督と主題歌アーティストが出席し、トークショーとライブを実施。サプライズでキャスト陣も登場して全員でフォトセッションを行うなど、別々の作品が一体となって魅力をアピールする異色の映画イベントが実現した。
「死んだ目をした少年」(企画開発=文化通信エンターテインメント)は、人気漫画家・古泉智浩氏による同名コミックの実写映画化。生きる意味を見出せないでいた思春期の少年の成長を描いた作品。加納隼監督は「見どころは、役者陣。今回はオーディションで全員決めさせて頂いて、有名無名関係なく原作のイメージにあった子たちを丁寧に探せた」とキャスティングに自信をみせた。
主題歌は、MCいつか&DJゴンチによる、人気急上昇中の女性2人組エレクトロラップユニット“Charisma.com”が担当。映画主題歌を担当するのは初めてで、今作のために新曲「とんがりヤング」を書き下ろした。「曲について監督から“モヤモヤした感じ”という話を頂いていたのですが、そのモヤモヤを吹き飛ばす感じで書きました」とMCいつかが明かした通り、アップテンポでノリノリな仕上がり。この日、ライブで初披露されたが早速、オーディエンスと一体となって盛り上がり、加納監督も「モヤモヤとか僕が言ったことはもうどうでもよくて、すごくいい」と絶賛した。
一方、「カミングアウト」は、ゲイの大学生の等身大の姿を描いた犬童一利監督の新作。犬童監督は「自分はストレートだが、自分自身と向き合いたくてこの映画を作りました」と製作意図を説明。製作にあたり、実際にゲイのイベントや新宿二丁目に足を運び取材を重ねたという。
主題歌は、男性デュオ“ききまたく”が歌う「応援の唄」。ギター&ボーカルの聞間拓は「この曲は自分のお袋が亡くなったとき、ものすごく落ちてしまって、自分を奮い立たせるために書いた曲。明日生きる力になる曲だと自信を持って歌っているので、主題歌に使って頂いて光栄です」。犬童監督は「ききまたくさんは、もともと僕が尊敬するアーティストでオファーした。主題歌の『応援の唄』と映画のコンセプトは100%合致している。非常に見応えある作品になっています」と力を込めた。
この日のトークショー&主題歌ライブは、音楽・映画・ファッションショーを融合したイベント「MMM~Music/Movie/Mix~」の中で実施。同イベントでは他に、犬童監督の新作映画「早乙女四姉妹」の劇中で描かれるファッションショーの撮影やSOUL'd OUTの元メンバー、Diggy‐MO'によるスペシャルライブなどが行われた。
「死んだ目をした少年」は、2015年2月21日からテアトル新宿で4週間レイトショー公開。「カミングアウト」は、11月29日から渋谷ユーロスペースでレイトショー公開。(映画.com×文化通信.com)
フォトギャラリー
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹