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「軍師官兵衛」岡田准一、「花燃ゆ」井上真央へバトン継ぐ「井上さんなら絶対大丈夫」

2014年11月21日 15:20

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岡田准一から博多織の帯を受け取った井上真央
岡田准一から博多織の帯を受け取った井上真央

[映画.com ニュース] 12月21日に最終回を迎える第53作NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主演・岡田准一と、来年1月4日放送開始の第54作「花燃ゆ」の主演・井上真央が11月21日、東京・渋谷の同局で行われた恒例イベント“主演バトンタッチセレモニー”に出席した。戦国乱世を終えんに導いた天才軍師・黒田官兵衛を演じた岡田から、幕末の動乱を生き抜いた吉田松陰の妹・杉文(ふみ)を演じる井上へ、伝統のバトンが引き継がれた。

1年前、前作「八重の桜」主演の綾瀬はるかからバトンを受け継いだ岡田は、「次につながっていく実感を覚える。井上さんなら絶対大丈夫。土地やスタッフに支えられ愛されるのを感じながら頑張ってください」とエール。井上も、「いよいよだなと身が引き締まる思い。私の周りでも『官兵衛』にハマっている女性が多く、終わるのを悲しんでいる人も多いのでちょっぴり不安にもなるけど、しっかり引き継いでいけたらと思う」と覚悟を新たにした。

破天荒な志士・吉田松陰(伊勢谷友介)にも負けない、波乱万丈の人生を生きた文を演じる井上は「吉田松陰さんは過激なカリスマ的イメージがあったけれど、家族の目線から描くと家族や弟子思いの人。たくさんの葛藤や悩みを抱えて生きていた人間らしさを描きたい」と抱負を語った。

当初14日に放送が予定されていた「軍師官兵衛」の最終回だが、衆議院総選挙の投開票日と重なり、1週間後の21日に延期となった。岡田は、「年末まで長く『官兵衛』を見ていただけるという気持ち」と前向きに捉えていた。

そして2人は、ドラマゆかりの地の品々も交換。岡田からは、福岡県福岡市の伝統工芸品である博多織の帯が、井上からは山口県下関市の特産品のふぐ刺しが贈呈された。

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