大泉洋の悪い冗談に新垣結衣があきれ顔
2014年11月8日 15:00
[映画.com ニュース]新垣結衣と大泉洋が夫婦役を演じた映画「トワイライト ささらさや」が11月8日、全国260スクリーンで封切られ、新垣、大泉とキャスト陣が深川栄洋監督とともに東京・新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に登壇した。
作品にちなみ「今一番会いたい人」を問われると、新垣は「おじいちゃんとおばあちゃんですね」としみじみ。一方の大泉は「娘と見ている『おかあさんといっしょ』の三谷たくみおねえさん」と返答し、客席の笑いを誘い、満足そうな笑みを浮かべたものの、他のキャストが次々に家族の名前を挙げると気まずそうな表情に。「やっぱり僕も……」と割って入り、「亡くなった父に会いたいです……」としんみりしてみせたが、すぐに「本当は父も生きてます!」と訂正。これには新垣も「びっくりしちゃった」とあきれ顔。中村蒼に「ひどいです」と責められ、大泉は「今日もマネージャーに怒られる」と最後まで会場を笑わせていた。
この日はサプライズゲストとして、劇中で新垣と大泉の息子・ユウスケ役を演じた赤ちゃんが登場。今回初の母親役に挑戦した新垣は目をキラキラさせ、「ユウスケだ! 大きくなってる!」と大興奮。「いつまでも見守っていきたいですね」と“母の顔”をのぞかせた。大泉は「出てきた瞬間に妙なウルッと感があって、感動しちゃいました」と再会を喜んでいた。
また、先日行われた同作の完成披露試写で、子役の寺田心くんに対抗心を燃やしていた大泉だったが、この日も心くんが大泉が話し出すタイミングで大きなくしゃみをするというハプニングが発生。「絶妙のタイミングで……(笑)」と恨めしそうに心くんを見つめる大泉に、心くんは満面の笑みを返していた。舞台挨拶には、福島リラ、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子も出席した。
加納朋子氏の小説を映画化したファンタジーヒューマンドラマ。生まれたばかりの息子と、最愛の妻を残して事故死し、成仏できない落語家のユウタロウ(大泉)が周囲の人々の体を借りながら、家族を守ろうと奮闘する姿を描く。
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