キーラ・ナイトレイ、ゾラ「テレーズ・ラカン」舞台でブロードウェイデビュー
2014年11月5日 18:33
[映画.com ニュース] 英女優キーラ・ナイトレイが、仏作家エミール・ゾラの小説「テレーズ・ラカン」を下敷きにした舞台でブロードウェイデビューを果たすことになった。来年、創立50周年を迎えるラウンドアバウト・シアター・カンパニーの2015年秋シーズンの幕を開ける作品となる。
1867年に発表された「テレーズ・ラカン」は、パリを舞台に、幼い頃におばに引き取られたテレーズが、おばの息子の病弱なカミーユと結婚するが、夫の友人のたくましいローランとの情事におぼれ、ふたりでカミーユの殺害を画策する。その後晴れてテレーズとローランは結婚するが、そこには地獄の日々が待っていたというストーリー。ナイトレイがタイトルロールのテレーズを演じる。その他のキャストは未定。
今回のブロードウェイ版ではヘレン・エドマンドソンが脚本、エバン・キャブネットが演出を手がける。2015年10月1日からプレビュー公演、10月29日から本公演が予定されている。
ナイトレイは、英ロンドンのウエストエンドでは、2009年のモリエール作「人間ぎらい」で初舞台を踏んでいる。