伊勢谷友介“結城中佐”新ビジュアル入手!入江悠監督は「ジョーカー・ゲーム」に込める思いを告白
2014年10月25日 12:00
[映画.com ニュース] 「KAT-TUN」の亀梨和也の主演最新作「ジョーカー・ゲーム」でメガホンをとった入江悠監督が、亀梨をはじめ、共演の伊勢谷友介、深田恭子について、さらに今作へ注ぐ並々ならぬ思いを語ったコメントが発表された。さらに原作ファンのなかで絶大な人気を誇る、伊勢谷扮する“結城中佐”の新ビジュアルが初公開された。
編集作業に取り掛かっている入江監督は、主演を務めた亀梨を「スパイの魅力って影があるところだと思うんです。人間として陽気でハッピーな人はスパイにならない。亀梨君の過去の出演作品を見ていて寂しげな表情や孤独な姿とかがいいなと思っていたので、嘉藤というキャラクターに反映されていると思います」と評する。さらに、「撮影後半の現場でアクションの量を当初の2倍に増やし、練習期間なしで亀梨君にやってもらうという、すごくハードルの高い要求をしたんですけど、やりきってくれましたね。やはり呑み込みの早さはすごいですよ」と絶賛する。
秘密組織“D機関”の司令塔役の伊勢谷は、徹底的な役作りで、ビジュアル面でも原作ファンを黙らせるほど結城中佐になりきった。入江監督は、伊勢谷の視野の広さに全幅の信頼を寄せている様子で、「芝居をする時も『今やりすぎたかな?』と気軽に相談してくれるので、かなり細かいところまで話し合うことが出来ました。衣装もD機関の司令塔ということで、制作サイドのニュアンスをすごくくんでくれて『じゃあ、こういう風に着たらいいかな』と言ってくれる。良い兄貴という感じで、とても頼もしい存在でしたね」と振り返る。
また、紅一点と言っても過言ではない深田は、今作で本格的なアクションに初挑戦している。アクションの練習をしている姿を目にし、「すごくかわいらしかったです。でも、大人の女性の妖艶な感じというか、あやしい感じもあって、撮影していても時々はっとする表情をされるので、現場ですごくドキッとしました」とコメントを寄せている。
2010年に日本映画監督協会新人賞に輝いている入江監督にとって、今作が初のメジャー作品となる。「僕の人生において重要な映画になるだろうなと思います。大規模な撮影を、さらに海外でさせて頂いて、普通の監督でもなかなか味わえない初めてづくしのことをやらせて頂いたという意味では大きな作品です。しかも僕の大好きなスパイ映画ですから」と熱く説く。そして、亀梨の真摯な姿勢を見ているだけに「亀梨さんにとっても代表作になってほしいです。この映画が今までで一番かっこいい亀梨さんが見られるようにと思って撮っていましたから」と明かした。
第30回吉川英治文学新人賞と第62回日本推理協会賞長編及び連作短編編集部門に輝いた、柳広司氏の同名スパイサスペンス小説が原作。映画の舞台は、架空の第二次世界大戦前夜。規律違反で極刑を言い渡された青年(亀梨)は刑の執行直前、謎の男・結城(伊勢谷)から秘密組織D機関にスカウトされる。“嘉藤”という名を与えられた青年は、“魔の都”に駐在する米国大使・グラハムの手から世界を揺るがす機密文書ブラックノートを奪取する極秘ミッションに就く。
同作には、小澤征悦、小出恵介、山本浩司、渋川清彦、田口浩正、光石研、嶋田久作が出演している。「ジョーカー・ゲーム」は、2015年1月31日から全国で公開。
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