水樹奈々「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」エンディング主題歌は「家で正座して書いた」
2014年10月18日 22:05
[映画.com ニュース]1974年に放送を開始した「宇宙戦艦ヤマト」テレビシリーズ全26話を新たな視点で振り返る総集編「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」が10月18日、東京・丸の内ピカデリーで上映され、声優陣から沖田十三艦長役の菅生隆之、スターシャ・イスカンダル役の井上喜久子、エンディング主題歌を担当した水樹奈々が舞台挨拶に立った。
今回、「宇宙戦艦ヤマト2199」第七章エンディング主題歌「愛の星」に引き続き、本作のために書き下ろした楽曲「BLUE」を提供した水樹。前作と比べ「『愛の星』の妹分のように、前回より人肌を感じるように作りました」と語り、同作に対しても「宇宙戦艦ヤマトのテーマは愛。古代と雪の愛、スターシャと守の愛、デスラーだって歪んでしまったけどあれも愛の形」と持論を展開した。
この発言に対し菅生は、「『艦内恋愛禁止』って張り紙してるのに」と“艦長”として風紀の乱れを危惧し、会場の笑いを誘った。また、水樹の楽曲の素晴らしさを称え、「詩を書くのにどれくらいかかったんですか? 山のホテルにこもって?」と質問すると、水樹は「1週間位で書きました。そんなリッチなことはしてまいせん(笑)。家で正座して書きました」と、名作アニメへ敬意を込めて制作にあたったことを明かした。
さらに水樹は、お気に入りの登場人物は「スターシャ」と告白し「この世のものとは思えない美しさ。女神様のよう」とウットリ。井上は「嬉しい! 艦長すみません」と大喜びし、菅生は「ちょっと悔しいです」と本音を漏らしていた。
また、菅生は印象的なシーンを「ドメルとのシーン」と明かし、「普段はスタジオでも別々に録るんですけど、あの日だけは偶然2人一緒になった。じゃあやるかと、熱の入ったシーンになった」と共に文学座に所属していた大塚明夫との裏話を披露した。最後には井上が好きだという「艦長の沖田だ。ありがとう。以上」のセリフで名シーンを再現し、集まったファンからは惜しみない拍手が送られた。
「追憶の航海」はテレビシリーズ第1作をベースに新たなスタッフで製作され、2012年に公開された映画「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズの最新作「星巡る方舟」の公開に先駆けて10月11日から順次特別上映されている。「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」は12月6日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。
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