反町隆史、農業がテーマの新ドラマに主演! 娘役には松岡茉優
2014年10月16日 05:00
[映画.com ニュース] 俳優の反町隆史が、2015年1月にスタートする、農業をテーマにした新ドラマ「限界集落株式会社」で主演することが発表された。反町演じる主人公・大内正登の娘・美穂役で進境著しい若手女優の松岡茉優、謎の経営コンサルタント・多岐川役で谷原章介が共演する。
さびれた集落の農家や、都会のコンサルタント、ワーキングプアの若者らを寄せ集めたポンコツチームが、村唯一の産業「農業」で一丸となり、山深い限界集落の村を再建していく物語。主演を務める反町は、「僕自身、農家の男を演じるのは初めてのことで、農業をテーマにしたこのドラマに参加する機会をいただいたことを嬉しく思っています」とコメントを寄せた。
舞台となるのは、関東地方の奥地、山に囲まれた小さな集落「止村」。反町演じる農家の正登は、20代の頃、有機農業に失敗したために多額の借金をつくり、両親と娘を置いて東京に逃げてしまったという設定だ。それから13年が経ち、父・一男が他界し、娘・美穂(松岡)が一男の畑を継ぐと言い出したことから、正登は美穂と年老いた母・弥生を助けるため故郷に戻って来る。反町は自身が演じる役どころについて、「無口で不器用で生真面目で自己表現が苦手で、まさに職人気質というような主人公です」と解説する。
市町村合併後、病院やバスも廃止に向かい消滅寸前の限界集落と化した人口50人ほどの小さな村で、正登が直面するのは農業をとりかこむ低収入の壁。そんな正登たちの前に謎の経営コンサルタント・多岐川(谷原)が現れ、あの手この手を使って農業の活性化を計っていく。
制作は9月から山梨などで行われており、「撮影現場では、普段の生活では接することのない様々な農作業の機器に触れられることも男心がくすぐられ、楽しみの一つになっています」と語る反町。「このドラマが、普段自分たちの口に入る野菜がどうやって作られているのか、また日本の農業が抱える後継者問題をはじめとした様々な現状の課題、それらを少しでも多くの人に知ってもらえるような骨太な作品になればいいなと思います」とアピールした。
土曜ドラマ「限界集落株式会社」は、NHK総合で15年1月31日午後9時から放送(連続5回)。
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