藤井美菜「猟奇的な彼女」続編に出演!日韓中で公開を予定
2014年10月14日 05:00

[映画.com ニュース] 人気女優の藤井美菜が、韓国で大ヒットを飾った映画「猟奇的な彼女」の続編となる「猟奇的な彼女2(仮)」に出演していることがわかった。2012年から韓国での活動をスタートさせた藤井にとって語学の障壁はなく、前作に続きキョヌを演じるチャ・テヒョン、猟奇的な彼女役に抜てきされたガールズグループ「f(x)」のビクトリアとともに、9月下旬から並々ならぬ意欲で撮影に臨んでいる。
日本では2003年に公開された「猟奇的な彼女」は、キム・ホシク氏のネット小説をクァク・ジェヨン監督のメガホンで映画化したもの。チョン・ジヒョン演じる凶暴な彼女とそれに振り回されるキョヌのコミカルな作風が話題を呼び、韓国では観客動員500万人を記録するヒットを飾った。日本でも、08年に草なぎ剛、田中麗奈主演でドラマ化されたことは記憶に新しい。
「夏物語」で知られるチョ・グンシクが監督を務める続編で藤井が演じるのは、新婚のキョヌと同じ会社で働く「ゆうこ」。作品のキーパーソンとなる自らの役どころを、「韓国に働きに来た日本人で、心優しい魅力的な女性です。キョヌと仲がいいため、“彼女”が嫉妬(しっと)するような存在」と説明する。
近年の日本映画の撮影期間は1カ月前後が主流だが、韓国では3カ月~半年の日程が組まれることは珍しくない。今作も撮了は15年1月を予定しており、撮影は3カ月以上に及ぶ。クランクイン前にはチョ監督と入念な打ち合わせをする事ができたといい、「本当にありがたかったです。特に、役の設定、感情の動きは、細かく一緒にお話することができて、自分の中でも“ゆうこ”というキャラクターをとても好きになって、より理解することができたうえで作品に入ることができました」と振り返る。
チャ・テヒョン、ビクトリアとの本格的な共演シーンの撮影はこれからだそうで、「おふたりともとても明るい方なので、一緒にいてすごく楽しいですし、とにかくいろんな話をして距離を縮めている最中です」と語る。さらに、「コメディー要素もある作品ですから、ささいな事でもアイデアを出し合って、一緒に素敵な作品をつくっていければいいなと思っています」と共闘を誓った。
また今作は、15年5月に韓国と中国で同時公開されることが決まったほか、日本でも公開予定だ。前作はアメリカやインドでも映像化された人気コンテンツだけに、藤井が今作でどのような演技を披露しているのか、大きな注目が集まる。だが、藤井は冷静に今後を見据えている。
「日本を離れてお仕事をしてみると、井の中の蛙だったなあというか、世界は広く、やるべき事は果てしなくあるんだなと痛感して、自分を見つめ直す大きなきっかけになりました。これからも広い視野をもって、いろんなことを諦めず、挑戦し続けていきたいなあと思っています。今後の夢は、日韓中はもちろんのこと、機会があれば他の国の作品にも出演してみたい。そのためにできることを、今から始めていきたいと思っています」。
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