映画版「ストロボ・エッジ」主題歌は「愛唄」!歌い手はLINEでオーディション
2014年10月9日 04:00
[映画.com ニュース] 有村架純&福士蒼汰の主演で、咲坂伊緒氏の人気漫画を実写映画化する「ストロボ・エッジ」(廣木隆一監督)が、2015年3月14日に公開されることが決定した。あわせて、同作の主題歌を歌唱するビッグチャンスをかけ、コミュニケーションアプリLINEを使用した一般オーディションが開催されることが発表された。
主題歌に起用されたのは、GReeeeNの代表曲「愛唄」。主人公の仁菜子が何気なく鼻歌を歌ったとき、好意を寄せる蓮も同じ曲を思い浮かべていた――という、原作のなかでも高い人気を誇るシーンを映画で表現するに際し、ふたりの思いがシンクロする楽曲として「愛唄」に白羽の矢が立てられた。2007年の連載当時の大ヒット曲で今もなお衰えない人気を誇ること、歌詞が主人公たちの心情に寄り添っているとことが、起用の理由だという。
同グループは劇中での使用を快諾しただけでなく、女性ボーカルをLINEで募集し、オーディションの優勝者が映画のエンディングで流れる主題歌バージョンを歌唱するという斬新なアイデアを提案。その結果、前代未聞の一大オーディション・プロジェクトが始動することになった。
GReeeeNのメンバーは、「映画プロデューサーからお話をいただいた際、『愛唄』が今でも男性も女性にも聞いてもらえていると言ってくださり、正直に嬉しく思いました」とコメント。「(原作が)世代を超え今でもたくさんの人に愛されている証拠だと感じます」と映画化されることも喜んでおり、「来春の公開を心待ちにしていますが、『愛唄』という楽曲が映画とともにどのように変化するかも楽しみにしています」と期待を込めた。GReeeeN版は挿入歌として劇中に登場する。
主題歌シンガー・オーディションの参加資格は、日本国内在住の15~29歳(2014年12月31日時点)の女性で、特定のプロダクション、レコード会社、出版社と契約していないことが条件。10月17日午後6時から10月19日午後11時59分までの間、GReeeeN LINE公式アカウントでON AIR機能が利用されるので、「愛唄」をアカペラで歌った動画を投稿することでエントリーが完了する。ユニバーサルミュージック、映画「ストロボ・エッジ」のオーディション担当者、GReeeeNメンバーらが審査し、10月末までに優勝者が決定する予定だ。参加資格やエントリー方法など、募集要項の詳細は、オーディション特設サイト(http://po.st/greeeenstrobe)で確認できる。
原作は、07~10年にかけて「別冊マーガレット」で連載された同名少女漫画で、単行本全10巻の累計発行部数が470万部を突破する人気作。有村が恋に奥手な高校1年生の仁菜子、福士が校内一の人気を集める同級生の蓮に扮し、山田裕貴、佐藤ありさ、入江甚儀、黒島結菜らとともに、“登場人物全員が片思い”の切ない学園ラブストーリーを描き出す。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。