ロバート・ダウニー・Jr.「メル・ギブソン監督なら『アイアンマン4』やる」
2014年10月7日 11:45
[映画.com ニュース] ロバート・ダウニー・Jr.が、現在は白紙状態にあるとされる「アイアンマン4」について、盟友メル・ギブソンが監督するなら出演すると、米Deadlineとのインタビューで語った。
ダウニー・Jr.は9月上旬、「アイアンマン4」の計画はないと明かしている。しかし、マーベル側ではダウニー・Jr.の続投を期待していることを前提に、Deadlineのマイク・フレミング・Jr.記者が、「アイアンマン4」への出演の条件としてギブソン監督を挙げて質問したことに対する回答だった。
ギブソンは、元恋人へのDV容疑や人種差別発言で数年前から映画界から干された状態にある。ダウニー・Jr.は、ジョディ・フォスターとともにギブソンの友人かつ支援者として知られ、2011年に自身が「第25回アメリカン・シネマテーク賞」を受賞した際のスピーチでも、ギブソンは十分に苦しんできたので許してやってほしいと業界に対して訴えかけた。
自身も薬物依存症で長く低迷した経歴を持つダウニー・Jr.は、依存を断ち切れなかった頃にギブソンに支えられ、映画の役を譲ってもらった経緯がある。今回のインタビューでも、「メルは事件を反省して、ずいぶん変わった。そもそも、その人の精神状態の最悪な部分だけをことさらに取り上げて、それがその人のすべてであるかのように言うのはおかしい。彼は本当に才能のあるストーリーテラーであり映画監督だ」とギブソンを弁護した。