杉野希妃「欲動」で釜山国際映画祭「Asia star award 2014」最優秀新人監督賞受賞!
2014年10月6日 18:05

[映画.com ニュース] 長編作「欲動」でメガホンをとった女優でプロデューサーの杉野希妃が、第19回釜山国際映画祭(10月2~11日開催)のイベント「Asia star award 2014」で、最優秀新人監督賞を受賞した。
映画は、杉野が出演も兼ね三津谷葉子、斎藤工らとともに、男女の性愛と人間の生死を見つめた意欲作。三津谷が病に冒された夫を持ちながら気丈に振る舞うヒロイン、斎藤が死の恐怖に駆られる繊細な夫を演じている。
杉野は、4日に行われた授賞式に三津谷とともに出席。6年前から構想を練っていたそうで、「主演を務めた三津谷葉子さんとの出会いをきっかけに、自分の作品を彼女と一心同体で作れると思い、映画を企画した」と述懐。本作のテーマを「(三津谷演じる)ヒロイン“ゆり”が隠している欲望がバリでどのように解放されるかがテーマであり、ふたりの男性の間で揺れ動く三角関係にすることで伝えようとした」と説明した。
「クリアネス」で共演した斎藤を起用しているが、「お互い映画好きという点、また役者でありながら製作者でもある点で意気投合し、今回の作品にオファーした」。そして、「工さんはこれまでワイルドで男性的なイメージが多かったが、病に冒され死と向き合っているキャラクターを演じていただくことによって、これまでのイメージを覆すような作品にしたかった」と思いを語った。
「欲動」は、11月22日から東京・新宿武蔵野館でレイトショー公開。
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