フジ制作映画「ラブセッション」86館上映に
2014年9月30日 06:30

[映画.com ニュース]第6回沖縄国際映画祭“TV DIRECTOR'S MOVIE”部門で作品賞を受賞した、フジテレビ制作の音楽ドキュメント映画「LOVE SESSION」は、イオンエンターテイメントとよしもとクリエイティブ・エージェンシーの共同配給で、10月4日からイオンシネマほかで公開される予定だが、公開劇場はイオンシネマのみならず他の劇場にも広がりを見せており、現段階で日本全国の86館での公開が決定している。
本作は、若いミュージシャンが憧れのミュージシャンにセッションをオファーし、オファーが成立したら、演奏したい楽曲もアレンジも全てアーティスト同士で決めてもらうという形で、台本もストーリーも一切ない完全ドキュメント映画(92分)として制作された。監督は、フジテレビで音楽番組「僕らの音楽」「FNS歌謡祭」の演出を10年にわたり手掛けてきた板谷栄司。ストレートな音楽ドキュメントで初の映画監督に挑んだ。出演は、海外での活動も積極的に行っている 人気ロックバンドOKAMOTO'Sと、シンガーソングライターのさかいゆう。この2組が、憧れのアーティスト「RIP SLYME」「槇原敬之」「島袋寛子」「Crystal Kay」「吉田美奈子」に出演をオファーし、セッションを行った様子が描かれている。
なお同作は、テレビ放送、DVD化、WEB配信などを一切行わない方針としているため、今回の劇場公開は見逃せないものとなる。また同作は、第23回日本映画プロフェッショナル大賞2014の推薦作品で、京都国際映画祭の正式上映作品。(文化通信)
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