「LOVE SESSION」夢の共演を振り返り、槇原敬之ら豪華ミュージシャンが感無量
2014年9月26日 13:50
[映画.com ニュース]音楽ドキュメント「LOVE SESSION」の特別上映会が9月25日、東京・イオンシネマ板橋で行われ、舞台挨拶に板谷栄司監督が豪華アーティストとともに出席。ロックバンド「OKAMOTO'S」からオカモトコウキ、ハマ・オカモト、オカモトレイジ、ラップグループ「RIP SLYME」、そしてシンガーソングライターの槇原敬之、さかいゆう、クリスタル・ケイが登壇し、トークショーに臨んだ。
第6回沖縄映画祭で“TV DIRECTOR'S MOVIE”部門作品賞を受賞した本作は、若手ミュージシャンが憧れのミュージシャンとのセッションをオファーし、世代を超えた1夜限りの「ラブ・セッション」を成立させていく姿を台本や筋書きなしで追う。OKAMOTO'Sのハマは、自身が音楽を始める前からRIP SLYMEの曲を聞いていたといい、セッションについて「これ、これ、やば! モニターの返しからILMARIの声が聞こえる、ヤバ! 意味わかんな!」と大興奮。最近「気になるバンドはOKAMOTO'S」と公言していたRYO-Zは「指名して頂き、本当に光栄。これはイイゾ、この世代は本当にイイゾ」と語り、セッションに大満足の様子だった。
さかいは、自身が「気持ち悪いぐらい好き」というほどのファンだという槇原にオファー。さかいは“給食のプリンは最後に食べる派”だと話し、「人生のプリンが実現しちゃいました」と感無量の面持ちだった。このリスペクトに槇原は「昔は(槇原のファンというのは)ひた隠しにされていた。それが24、5年やっていると、もうそろそろいいのかな」と照れ隠ししたが、「お声がかかった時、『よし!』(と思った)」と互いを認め合っていることを強調した。
会場にはシークレットゲストとして、さかいとセッションした吉田美奈子が登場。「音楽家自身は世の役に立つことは少ない。聞いたり見たりした方がおうちに持ち帰って、あの時は良かったなと思うことでミュージシャンの思いが成就されると思う。そのプロセスを、この映画は映し出してくれている」とアピールにつとめていた。
「LOVE SESSION」は、10月4日からイオンシネマほか全国で公開。