中条あやみ、撮影前に苦手なホラー映画を「たくさん見た」と告白
2014年9月23日 15:05
[映画.com ニュース]人気ホラーゲームを原案とした映画「劇場版 零 ゼロ」の公開を記念し9月22日、「ニコニコ超“零”祭」と銘打ったイベントがイオンシネマ幕張新都心であり、主演の中条あやめ、小島藤子、安里麻里監督が登壇した。
映画はゲームの世界観を取り入れ、閉ざされた山間の女子学園を舞台に製作された。誰もが憧れるカリスマ的存在の生徒・アヤが寄宿舎の部屋に籠るようになって数日、生徒が次々と失踪してしまう。事件にはアヤそっくりの少女が写った1枚の写真が絡んでいた。
この日のイベントはニコニコ生放送で配信されており、中条はスクリーンに映し出される実況コメントに「熱いですね。感極まりそうです」と興奮気味。舞台挨拶ではあどけない笑顔を浮かべていたが、劇中では陰をまとったアヤをクールに演じており「クールビューティを極めました(笑)」とおどける。
中条は主演でありながらもホラー映画は「キライです!」と迷わず即答。だが「撮影前は『貞子』や『Another アナザー』など、たくさん借りて見ました!」と明かす。一方の小島はホラーが「大好き!」とのこと。「この映画に感化されて最近はギレルモ・デル・トロの『MAMA』を見ました」と目を輝かせ、安里監督も「参考の映画を見せても、一人だけノリが違うんです。『サスペリア』ね、わかるわかる! って感じで(笑)」と証言した。
この日は、先日行われたゲーム「零~ゼロ~」の14時間ぶっ通し実況イベントを引き継ぎ、カリスマゲーム実況プレイヤーのしゃけとりくまごろう&茸(たけ)が20分でのクリアに挑戦。観客、ネット上の視聴者、そして中条、小島らも見守る中で、見事にクリアを達成した。中条は、ハラハラドキドキの生観戦となったが「怖かったけど、(ニコ生の)コメントが面白くて、楽しかった!」とニッコリ。小島と安里監督は、カリスマプレイヤーの腕前に「上手いですねぇ……」と感嘆していた。
ゲームの重要アイテムで霊を映し出すカメラ“射影機”が映画にも登場するが、実際に映画の撮影に使われた射影機が当たるキャンペーンが明かされると、劇場もネット上も熱狂に包まれる。中条が「ネットオークションで売ったらすごいことに(笑)」と漏らすと他の登壇陣から一斉に「こら!」とツッコミが入り、笑いに包まれた。
「劇場版 零 ゼロ」は9月26日から公開。