「ジャージー・ボーイズ」にイーストウッド監督も登場していた!?
2014年9月16日 19:00

[映画.com ニュース] 伝説のポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」を題材に、名曲「君の瞳に恋してる」誕生の裏に隠された4人の若者たちの栄光と挫折を描く感動作「ジャージー・ボーイズ」で、メガホンをとった名匠クリント・イーストウッドが、意外な形でスクリーンに登場していることが分かった。
イーストウッド監督が、「“ヒッチコック的シーン”だよね(笑)。ボブ・ゴーディオ役のエリック・バーゲンと話しているなかで出てきたアイデアだった。一度、そのアイデアを頭から払いのけたが、女性スタッフに先手を打たれてしまって使用したんだよ。私は『まあいい、我慢しよう』とだけ言ったよ(笑)」と振り返るのは、白黒テレビにイーストウッドの出演作が一瞬だけ流れる場面。監督に専念した作品に自らの姿が登場するのは、監督デビュー以来43年目にして初のこと。ファンなら見逃せない瞬間だ。
ザ・フォー・シーズンズが「シェリー」「恋のヤセがまん」の大ヒットでスターダムを駆け上がった60年代前半は、鳴かず飛ばずの俳優だったイーストウッドが映画界で名を上げようと奮闘し、世界的な注目を集めはじめたのと同時代。劇中で登場する30代の若き日の姿に、「あの作品は、彼らの活躍と同じ時期。私はそれまでつまらない役を何年もやっていて、初めてのいい作品だったんだ。おかげで多くの経験を積み、さまざまな監督と組むチャンスをもらった」とコメントを寄せている。
「ジャージー・ボーイズ」は、演劇界の最高峰トニー賞を受賞し、全世界で2000万人の観客を動員した大ヒットミュージカルが原案のヒューマンドラマ。数々の名曲のハーモニーとともに、喜びと悲しみが入り交じった人生というものを浮き彫りにしていく。リードボーカリストのフランキー・バリ役を、ブロードウェイ版に主演してトニー賞に輝いたジョン・ロイド・ヤングが再び演じたほか、クリストファー・ウォーケンがバリをバックアップするマフィア役で存在感を放っている。9月27日から全国公開。
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