市川由衣、背中“パックリ”ワンピで感無量の主演作「海を感じる時」初日
2014年9月13日 16:42

[映画.com ニュース] 女優・市川由衣の約8年ぶりとなる主演作「海を感じる時」が9月13日、全国5館で封切られた。背中が大胆に露出したワンピース姿の市川は、共演の池松壮亮、安藤尋監督とともに、東京・テアトル新宿で舞台挨拶に登壇。満員の客席を見渡し、「女優になって15年目。自分が大好きだと思える作品、役に出合えて本当に幸せです」と感無量の面持ちだった。
作家・中沢けい氏のデビュー作を30年以上の時を経て映画化した今作。市川はクランクイン1週間前にインフルエンザに感染し、スタッフやキャストとの顔合わせやリハーサルを欠席して撮影に臨んだという。池松とは「お会いした日に裸のシーンで、池松さんには見せられないものがないです」とニッコリ。一方の池松は、「台本を読んで『誰も引き受けないだろう』と思ったら、市川さんがやられると。現場に入っても、作品に(身を)捧げようとしているのが伝わったので、ご一緒して本当に良かった」と座長に最敬礼だった。
また、植物園でのシーンでクランクアップを迎えたといい、市川は劇中のセリフに絡め「『してくれなきゃ帰れない』という気持ちで演じました。でも、初めて言いましたよ」と笑いながら振り返る。池松は、「今の日本映画ではなかなか見ないシーンですよね。(市川演じる恵美子を)とんでもない女だな……と面白かったです」と明かした。
同作は、1978年に当時18歳の現役女子高生だった中沢氏が発表し、スキャンダラスな作品として話題を集めた第21回群像新人賞受賞作。愛を知らない女子高生・恵美子(市川)が、先輩の洋(池松)に愛されたい一心で体を重ね続け、次第に女へと目覚めていく姿を描く。なお、配給のファントム・フィルムによれば、今後50館規模に拡大して全国で順次公開されるという。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【最愛の妻がテロリストに殺された――】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者のヤバい映画
【アクション好きに激烈オススメ】とにかくイカれてる!ハチャメチャに次ぐハチャメチャが痛快すぎた!
提供:KADOKAWA

絶対に絶対に絶対に“超ネタバレ厳禁”
【涙腺崩壊、感情がぐちゃぐちゃで大変】早く話したいから、お願いだから、みんな早く観てほしい。
提供:リトルモア

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI