叶美香「結構ノッていた」園子温監督とレディ・ガガの来日公演に
2014年9月13日 18:45

[映画.com ニュース] 園子温監督の最新作「TOKYO TRIBE」のヒット御礼トークショーが行われ、劇中で共演した窪塚洋介と叶美香が出席した。俳優、ラッパー、芸人などバラエティ豊かな“異業種”キャストが揃った現場は「もうカオスそのもの」(窪塚)。美香は「園監督がLINEで『最近、元気がない』とおっしゃっていたので、姉(叶恭子)がレディ・ガガのコンサートに誘った。当日、姉はデートに行ってしまい、私がご一緒したが、結構、元気にノッていた」と明かしていた。
近未来の東京を舞台に、「ブクロWU-RONZ」「ムサシノSARU」ら数々のトライブ(族)が繰り広げるルール無用の縄張り争いを、「出演者がセリフをラップで奏でる」という大胆な手法で描く“バトル・ラップ・ミュージカル”。1990年代のストリートカルチャーを代表する井上三太氏の大ヒット漫画を映画化した。
ラッパーとしても活動する窪塚は、「今まで見たことがない感覚。怪物ができた」を作品に手応え十分。「ブクロWU-RONZ」を裏で操る帝王ブッバ(竹内力)の息子ンコイ役で、三つ編みがトレードマークのサディスティックな男という役どころ。「まじめにひた向きに生きていたけど、最近は社会不適合者の役ばかり(笑)。みんなにそういうイメージをもたれているのが、ヒシヒシ伝わる」と嘆き節を見せ、「まっとうな役も待っています」とアピールした。
一方、美香はブッバの妻・エレンディアを怪演しており、「少し精神を病んでいて、母でもなく妻でもなく、異空間で生きる女性をどう演じたらいいか悩んだ」。撮影現場には恭子も駆けつけ、園監督に代わり、美香の出演シーンを“演出”していたそうで、窪塚は「エレンディアという女性は、恭子さんと美香さんのふたりでひとりなんだと思った」と述懐。美香本人は「一見ストーリーがない作品だが、世界に通用するピースフルでハートフルなメッセージがこめられている」と話していた。
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