第7回「したコメ」開幕!特別コメディ栄誉賞は映画デビュー100周年の喜劇王チャップリン
2014年9月13日 17:45

[映画.com ニュース] 東京・台東区の浅草と上野をメイン会場に、国内外のコメディ映画を特集上映する第7回「したまちコメディ映画祭in台東」のオープニングイベントが、9月13日に行われた。オレンジ通りに敷かれたレッドカーペットには、総合プロデューサー・いとうせいこうや応援人・内海桂子をはじめ、上演作品関連の多彩なゲストが人力車で登場し、沿道の見物客の喝さいを浴びた。
「したコメ」の愛称で親しまれ、今年で第7回を迎えた同映画祭は、4日間にわたり東京・下町をコメディ映画で染め上げる。いとうは「とうとうラッキーセブンの第7回。こういう下町から全国に、あるいは全世界へ笑いを届けていきたい」とアピール。内海は前日に92歳の誕生日を迎えたそうだが、「あと8つで100(歳)ですからね、100歳の時も、皆様またお目にかかりましょう」とエネルギッシュに意欲を明かした。
カーペットには、企画上映「『野良スコ』in したコメ~コタロー主催!? 一挙上映会~」のクリエイター・内山勇士氏、齊藤工監督作「バランサー」に出演するお笑いコンビ「ニッチェ」、セス・マクファーレン監督作「荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて」の宣伝隊長・テッド、「騒音 THE FIVE OYAJI」の関根勤監督、出演の温水洋一、村松利史、酒井敏也、アマンダらが次々と登場した。
浅草公会堂で行われたオープニングセレモニーでは、別の取材のためカーペットに参加できなかった斎藤工が登壇。自身がよく出没するという阿佐ヶ谷を引き合いに出し、「阿佐ヶ谷の血の通った温かい雰囲気と、浅草の雰囲気が非常に近いと思っている。ぜひこの映画祭に、阿佐ヶ谷のチームで来られたらと思っていた」と感無量の面持ちだった。
さらに、喜劇王チャールズ・チャップリンの映画デビュー100周年にあたる今年は、恒例企画「声優口演」でチャップリンの孫であるチャーリー・シストバリス氏を招待。第7回の「特別コメディ栄誉賞」はチャップリンに授与され、代理で表彰されたシストバリス氏は、「祖父は極貧の幼少時代を過ごし、人から認められるのが大切なことだと思ってきた。祖父が愛した日本で認められたということは、とても喜んで光栄に思っている」と涙ぐみながら謝辞を述べた。
同映画祭は9月16日まで。
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