狂犬・加藤浩次、スタッフのミスに激怒?
2014年9月4日 17:50

[映画.com ニュース] 米マーベルコミック原作を映画化した「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の公開記念イベントが9月4日、都内で行われ、日本語版吹き替え版の声優を務めた加藤浩次、山寺宏一、遠藤憲一がレッドカーペットを歩いた。この日、加藤は自身がアフレコした凶暴なアライグマ、ロケットにちなみ、銃を撃つアクションを披露。ところが、加藤の動きに合わせ銃撃音が鳴るはずが、スタッフの手違いから無音で演じる羽目になってしまい、「(そのミスが)一番恥ずかしい!」と憤慨しながらもおどけてみせ、会場を沸かせた。
銀河を滅亡させる力を持つ秘宝をめぐる戦いに巻き込まれたピーターとロケットの激闘を描く本作。8月の全米公開以後、現在まで全世界興行収入500億円を突破。「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr.が「マーベル史上最高の映画」と絶賛したことでも話題を集めている。
加藤は「山寺さんをはじめ、そのほかの役も声優のトップの方ばかり。その中に、僕みたいのが入っていいのかなと思った」と不安を明かしたが、「周りの方たちが、本当にしっかり僕のつたない部分を支えてくれた」と信頼をのぞかせた。遠藤は心優しい木の妖精・グルート役を務めたが、劇中では「私はグルート!」というセリフのみだったそうで「あ、ラッキーと思った」と振り返る。一方で、そのひと言のみで喜怒哀楽を表現するため苦心したと言い、「ふだん、俳優をやっているよりもNGをいっぱい出しながら、苦労して作った」と吐露した。
さらに、この日のために制作されたロケットの等身大フィギュアも登場。加藤が録り下ろしたセリフで会話したり、声に合わせて首が動くなどのギミックにキャスト陣は驚いていた。しかし、山寺は「滑舌がいまいちですね!」とバッサリ評価し、加藤も「2人でいっぺんにスベったみたいになってますね」と苦笑を浮かべていた。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は、9月13日から全国で公開。
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