瀧本美織、娼婦役で「色気の準備」 行定勲演出「ブエノスアイレス午前零時」で初舞台
2014年8月22日 14:00
[映画.com ニュース]行定勲監督が演出を手がける舞台「ブエノスアイレス午前零時」の製作発表会見が8月22日、都内で行われ、行定監督をはじめ、主演の森田剛、瀧本美織、橋本じゅん、千葉哲也、原田美枝子が出席した。ヒロイン役で舞台初挑戦を果たす瀧本は、「舞台ならではの臨場感とスリルを楽しみながら、皆さんと同じ空間を共有したい」と抱負のコメント。娼婦という役どころに「今から色気の準備をしたいと思います」と意気込んだ。
会見には原作者の藤沢周氏、脚本を手がける蓬莱竜太氏も出席。第119回芥川賞受賞作である同名小説を、行定監督が長年温めてきた演出プランで舞台化する。人生に挫折し、今はホテルで働く青年カザマ(森田)は、宿泊客のひとりである盲目の老嬢マリア(原田)が語るブエノスアイレスでの思い出話に引き込まれていく。瀧本は若き日のマリアである娼婦のミツコを演じ「娼婦である前に、ひとりの女性としてどう生きたのか考えながら演じたい」と話した。
行定監督は「ずっと映画化したかったが、なかなか前に進まず苛立ちの日々だった。今回は舞台化なので、いったん発想をリセットし、原作がもつ幻想的な世界をどう昇華させるかチャレンジしたい」と強い決意を示した。
また、演出面ではアルゼンチンタンゴが重要な要素になるといい「激しく燃え上がる献身的な愛を、タンゴの力でどれだけ表現できるかがポイント。藤沢さんの小説の魅力は、描かれていない部分を読者に想像させる点なので、その見えない思いを表に引きずり出してみたい」と話していた。
パルコ・プロデュース公演「ブエノスアイレス午前零時」は、11月28日~12月21日東京・新国立劇場 中劇場、12月26日~12月29日大阪・シアターBRAVAで上演。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ショウタイムセブン
【阿部寛がヤバすぎる】異常な主人公 VS イカれた爆弾テロ犯…衝撃のラスト6分、狂気の向こう側へ
提供:アスミック・エース
芸能生活50年で“初”体験!
【無料】映画の面白さが何倍にもなる特別番組…貴重な瞬間を見逃すな!(提供:BS10 スターチャンネル)
「アベンジャーズ」と関係するかもしれない“大事件”
【物語のカギは“日本”!?】このマーベル最新作は観るべきか、否か――?
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか?ショッキングな実話
提供:東和ピクチャーズ
次に観るべき“珠玉の衝撃作”
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「私が死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く“最高傑作”更新
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【涙腺が危ない】切なすぎる物語…さらに脳がバグる映像美×極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー