及川光博&黒木メイサ、ニセ札めぐる金融サスペンス「悪貨」で初共演!
2014年8月21日 08:00
[映画.com ニュース] 俳優の及川光博と女優の黒木メイサが、WOWOWの新ドラマ「悪貨」で主演を務めることが発表された。同局の「連続ドラマW」枠に初出演するふたりが、人間の欲望が渦巻く金融サスペンスで初共演を果たす。
作家・島田雅彦氏による同名小説のドラマ化。精巧なニセ札がばらまかれたことを発端に、若き大富豪、美しい潜入捜査官、ニセ札鑑定のスペシャリスト、謎のコミュニティ代表ら、それぞれの思惑と欲望が渦巻くさまを描き出し、“カネ”という見えない価値に翻ろうされ、支配されながら生きている人々の姿を通し人間の本質を浮かび上がらせていく。
学生時代に島田氏の小説をよく読んでいたという及川は、自身の写真詩集に帯文を執筆してもらった過去があるだけに「企画書の表紙にお名前をみつけた瞬間に、『キター!!』と興奮しましたね」と振り返る。自身が演じる投資家の野々宮冬彦は、ニセ札を使って日本を破壊しようとたくらむ役どころだが「正直、ストレスの発散になりますね(笑)。心の奥底に押し込めた憎悪を解放する“キモチよさ”があります。あ、もちろん演技ですよ?!」と、悪役を演じることに意欲をのぞかせる。
初共演となる黒木については、「とてもほがらかで、なんともまぶしい笑顔でした。冷たささえ感じさせる麗しい容姿とのギャップに、ちょっと萌えました(笑)」。一方の黒木は、及川の印象を「台本をいただいた時から謎めいた野々宮さんにぴったりだと思いました」と話す。警視庁で経済犯罪を担当する潜入捜査官・宮園エリカを演じるが、「個人の感情を潜入捜査に持ち込んではいけないのかもしれませんが、ひとりの女性としての感情も生まれてしまうはず……。難しい役になりそうです」と心境を明かした。
マネーロンダリングの疑いがある宝石店に潜入捜査中の宮園(黒木)は、捜査線上に浮かび上がった投資家・野々宮(及川)に接触を図ろうとする。その頃、街には最新鋭の鑑定機をすり抜けるほど精巧なニセ札が出回っており、警視庁は通称フクロウと呼ばれるニセ札鑑定のスペシャリストを召喚し、その出どころを探ろうとする。
原作者の島田氏は、「『悪貨』はずっとドラマ化されることを待っていたが、ようやく、機が熟した。パンドラの箱を開く時のワクワク感に震えている」と期待を寄せている。「ミッチーが好きな人は見知らぬ世界に踏み込む勇気のある人だ。メイサの行動が気になる人は危ない橋を渡りたい人だ。『悪貨』のヒーロー、ヒロインにこれほどうってつけの男と女がほかにいるだろうか?」とキャスティングに太鼓判。「このドラマを見たら、もう金持ちになりたいなどと思わなくなります」とアピールした。
日曜オリジナルドラマ・連続ドラマW「悪貨」は、11月から放送開始。
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