市川由衣&池松壮亮「海を感じる時」渾身のケンカシーンを入手!
2014年8月19日 06:00

[映画.com ニュース] 女優の市川由衣が、8年ぶりの映画単独主演を務める「海を感じる時」で共演者の池松壮亮と繰り広げたケンカのシーンを収めた本編映像を、映画.comが入手した。メガホンをとった安藤尋監督が思わず止めに入ったというほど、ふたりのむき出しになった感情がぶつかりあう渾身のシーンだ。
このほど公開されたのは、市川演じる恵美子が、学生時代から憧れていた先輩の洋(池松)とささいな事で口論となり、今までため込んでいたさまざまな思いを爆発させる場面。恵美子が洋の背中に向かって手当たり次第に本や空き缶を投げつけるさまや、それに耐えかねた洋が恵美子を押さえつける様子を生々しく捉えた。
髪の毛をつかまれ床に投げ倒されたり、平手打ちを受けたりと激しいシーンにも挑んだ市川は、「池松さんが本当に怖かった。当たり前なんですけど、いつもの優しい池松さんとは違って“洋”そのものになっているので、こちらも“激しい恵美子”として本気でぶつかっていきました」と、当時の心境を語った。
原作は、1978年に作家の中沢けい氏が当時18歳で第21回群像新人賞を受賞した同名小説。愛を知らない少女がひとりの男と出会い大人の女へと目覚めていく姿を、市川がこれまでのイメージを覆すかのような演技で体現し、次第に逆転していくふたりの関係を池松とともに濃密に描き出す。
「海を感じる時」は9月13日から東京・テアトル新宿ほか全国で公開。
(C)2014「海を感じる時」製作委員会
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