さだまさし、昨年に続き「長崎から東北へ」
2014年8月18日 22:55
[映画.com ニュース] シンガーソングライターのさだまさしがこのほど、出身地・長崎の稲佐山公園野外ステージで「長崎から東北へ」と題した東日本大震災復興支援チャリティーコンサートを行った。この日は台風の接近で開催が危ぶまれた。「まさか出来るとは思っていなかった」と本音も漏らしていた。
同コンサートは、さだのコンサートというより、さだがホストになった“東日本大震災復興支援チャリティーコンサート”で、昨年に続き2度目。さだの呼びかけに加山雄三や山崎まさよし、ナオト・インティライミ、竹本孝之、佐田玲子、チキンガーリックステーキらが参加。長崎から東北に向けて歌のメッセージを届けた。「時が経つとどうしても忘れてしまいがちになる。だから、より遠い地・長崎からエールを送りたいと思った。いくら時間が経っても、より遠いところから“忘れない”という声を上げることが大切」。
さだは、震災から3年が過ぎても復興が遅々として進まないことに不満を募らせる。そういった現状に改めて「復興」という意識を高めたいと言い、自らの出身地・長崎からのコンサートとして企画したのが同コンサートだった。「長崎は原爆から50年、60年で元気になった。ふるさとの復興は大変だが元気になって欲しいという願いを込めた」。
今回は大型台風11号の接近もあって開催が直前まで危ぶまれた。「台風で大きな被害を受けているところのことを考えると心が痛んだ。直前まで開催するかどうか悩んだ」とさだ。しかし、その一方で「このコンサートは継続させることに意義のある」とも。台風の強風圏内の中、野外での開催だっただけに、さすがに「800人ぐらい集まってくれたら…」と思ったというが、始まってみれば5000人のファンが詰めかけた。
ステージは、さだの「長崎小夜曲」から始まり、佐田玲子、チキンガーリックステーキ、竹本孝之と続き、その後、ナオト・インティライミが「あの素晴らしい愛をもう一度」や「今のキミを忘れない」などを弾き語りで披露。山崎はさだと「空になる」や「セロリ」などを歌った。また加山は「夜空の星」「旅人よ」「君といつまでも」「サライ」などを熱唱、ラストは出演者全員で「SMILE AGAIN」を合唱するなど、5時間にわたるコンサートを繰り広げた。(文化通信)
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