「GODZILLA」興収6.8億で国内興行1位スタート!続編決定でモスラ、ラドン、キングギドラも登場!?
2014年7月28日 15:50
[映画.com ニュース] 日本が世界に誇る特撮映画「ゴジラ」をハリウッドリメイクした「GODZILLA」の続編製作が決定し、同作を手がける米レジェンダリー・ピクチャーズが米国最大級のポップカルチャーの祭典コミコン・インターナショナルで正式に発表した。あわせて会場限定の特別フッテージ映像も世界初披露され、集まったファンたちを歓喜させた。
米カリフォルニア州・サンディエゴで7月23~27日(現地時間)に開催された同イベントで、26日に行われた同スタジオのプレゼンテーションにトーマス・タルCEOが登壇。続編の製作と1作目のギャレス・エドワーズ監督が引き続きメガホンをとることを明かした。
来場できなかったエドワーズ監督は、ビデオメッセージで「映画を劇場に見に行ってくれて本当にありがとうございました。劇場公開は大成功で、みなさんのおかげでもう1本ゴジラの映画が作れそうです!」と報告。「ちなみに、やっと正式に発表できるようになったのですが、続編には“ピー”や“ピー”や“ピー”など、ほかの怪獣も登場するので本当に楽しみです」と語ったが、肝心の怪獣の名前は伏せられ、観客の期待をあおった。
監督のビデオメッセージに続き、約90秒の全編モノクロの特別フッテージ映像を上映。秘密組織モナーク(渡辺謙演じる芹沢博士が所属する組織)の極秘映像という設定で、前半部分は生物を使った実験や核爆発、ゴジラの映像をはじめ、過去の歴史的なニュース映像で構成され、ゴジラを脅威の存在として説明。そしてラスト30秒には、モスラ、ラドン、キングギドラが登場し、各名称がコードネームで記載された極秘資料のような形で、それぞれのシルエットやおぼろげな全体像が映し出されたという。映像は「まだ隠された秘密があった。まだ他にも存在するということが」というテロップで締めくくられている。
上映中は各怪獣が登場するたびに大歓声と拍手が起こったそうで、映像を見たファンは「最も人気のある3体を選んでくれて信じられません。続編をギャレスに託してくれて感激です」と喜びを隠しきれない様子。「次回は3体もいるから、間違いなく、よりでかく、さらによくなるはずだ」と、早くもファンの心をつかんだようだ。エドワーズ監督の続投にも「ゴジラを復活させた彼が、ほかの怪獣という要素を足したらどのようなことができるのかワクワクします」と期待が寄せられている。また、タル氏は「東宝のおかげでラドン、モスラ、キングギドラを使うことがきる」と語った。
アーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、ブライアン・クランストン、渡辺謙らが出演した1作目は、すでに全世界興行収入500億円を突破する大ヒットを記録。日本では7月25日に427スクリーンで封切られ、往年のゴジラファンはもちろん、10代から20代の若い男女も映画館につめかけた。3日間で観客動員45万9860人、興行収入6億8348万3500円という好スタートを切り、興行ランキング1位を奪取。これで世界63の国と地域で初週1位を獲得したことになる。
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