佐藤浩市「幕末高校生」初日舞台挨拶でなぜか子づくりのススメ。その理由は…
2014年7月26日 16:55
[映画.com ニュース]俳優・玉木宏と女優・石原さとみらが7月26日、主演映画「幕末高校生」の初日舞台挨拶を東京・丸の内TOEI1で行った。玉木は、「撮影に始まり、怒とうのキャンペーンを済ませようやくたどり着いた。多くの方に来ていただき、本当にうれしい」と目を細めた。
撮影は昨年4~6月にかけて京都で行われ、玉木演じる勝海舟と佐藤浩市扮する西郷隆盛の会談のシーンは、世界遺産に指定されている下鴨神社を使用。ほかにも国の指定重要文化財なども使われ、玉木は「新緑がきれいだったのが印象的でした。世界遺産や重要文化財で撮影できるなんてね」と感想。デビューが東映京都の「青春の門(1981)」だった佐藤も、「様変わりはしたけれど、帰ってきたというか懐かしい感じがする」と感慨深げに振り返った。
だが、同じ質問を向けられた柄本時生は「忘れちゃった。どこ行ったっけ?」とおとぼけ。石原が、「1人でホテルで何をやっていたか言いなさい」と諭すと、「ずっとゲームをやっていました。『モンハン』(モンスターハンター)です」と白状。これには同ゲームのCMに出演している玉木が「ありがとうございます」と頭を下げ、笑わせた。
さらに「未来は明るいのか」という勝のセリフにちなんで「未来が明るいと思ったことは」と問われると、玉木は「ちょっと先まで仕事が決まっていると、未来は明るいと思って安心する」と現実的な回答。石原は、「うちの兄のお嫁さんが来週、双子の女の子を出産する。身内に子どもができ、一気に叔母さんになるなんてワクワクしています」と明かした。すると、佐藤が「今、子どもが生まれれば東京五輪を記憶に残すことができる。子づくりを計画されるのであれば今です」と話し、さらなる爆笑を誘った。
そして、玉木が「面白いと思った家族や友人に薦めて。映画館は涼しいですから、何度も何度も足を運んでください」とアピール。石原も「皆さんの力にかかっています。拡散、お願いします」と訴えていた。なお、舞台挨拶にはほかに川口春奈、千葉雄大、李闘士男監督が登壇した。
「幕末高校生」は、眉村卓の小説「名残の雪」が原作。現代から江戸時代末期にタイムスリップしてしまった高校の歴史教師と3人の生徒が、勝海舟らと出会い幕末の動乱に巻き込まれていく姿を描く。
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