名画座の閉館が加速化、都内23区9館のみ
2014年7月15日 14:00

[映画.com ニュース]都内の名画座の閉館が止まらない。このほど、7月20日に三軒茶屋シネマ、8月31日に新橋文化と新橋ロマンの閉館が決まった。昨年は銀座シネパトス、三軒茶屋中央劇場、一昨年は浅草中映、浅草名画座などが閉館しており、名画座の閉館が加速化している。
閉館には、建物の老朽化、デジタル対応への難しさ、集客率の低下など、いくつもの事情が重なっている。ここ数年では、ミニシアターの閉館が相次いだが、その閉館の波が名画座にも押し寄せてきた。
今後も営業を続けていく、都内23区の名画座は9館のみ。いずれも、個性あふれる番組編成で定評があり、だからこそ、それぞれに映画ファンがついている。ミニシアターと同じく、名画座もまた、淘汰の時代に入ったのかもしれない。(文化通信)
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース



