「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」劇場版2作品が2015年に公開決定
2014年7月3日 05:00
[映画.com ニュース] 2013年10月から12月まで放送された「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」のイベント『「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」Return of“BLUE STEEL”~“蒼き鋼”帰港記念式典~』がこのほど開催され、15年に劇場版アニメ2作品として公開されることが発表された。劇場版は、テレビシリーズのスタッフが再結集し、第1弾はテレビシリーズを再構成したものに新作エピソードを追加、第2弾は全編完全新作となる。
アニメ「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」は、「ヤングキングアワーズ」(少年画報社刊)でArk Performanceが連載するコミック「蒼き鋼のアルペジオ」が原作。第2次世界大戦時に実在した戦艦や潜水艦を模した軍艦が多数登場し、海洋戦記作品として注目を浴びた。
制作は、「ブラック★ロックシューター」や劇場用アニメ「009 RE:CYBORG」などに携わったサンジゲン、監督は「Persona4 the ANIMATION」や「ダンガンロンパ the ANIMATION」を手掛けた岸誠二が務める。キャストは、主人公の千早群像役として「ジョジョの奇妙な冒険」でジョナサン・ジョースター役を演じた興津和幸、ヒロインのイオナ役として「ガールズ&パンツァー」の西住みほ役に扮した渕上舞らが出演している。
「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」は、近未来の日本とその近海が主な舞台。2039年、人類は温暖化に伴う急激な海面上昇により、地上での版図を大きく失っていた。それに呼応するかのように、霧をまとう謎の軍艦群・霧の艦隊が世界各地の海洋に出現し、人類は決死の覚悟で大海戦に挑んでいく。(トーキョーアニメニュース)