石橋杏奈「トリハダ 劇場版2」に主演!9月公開が決定
2014年6月24日 05:00
[映画.com ニュース] 女優の石橋杏奈が、カルト的な人気を誇るオムニバスドラマ「トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を~」を映画化する続編企画「トリハダ 劇場版2」に主演していることがわかった。また、同作が9月20日に公開されることが、配給のクロックワークスから発表された。
2007年3月からフジテレビ系の深夜枠で不定期放送されたホラー作品「トリハダ」。幽霊は出ない、超常現象は起きない、音楽で恐怖をあおらない、過度な演出はしない、日常から逸脱しないというコンセプトのもと、日常に潜む狂気や恐怖を描き、回を重ねるごとにファンが増え続けた人気作だ。
今作は、谷村美月が主演した「トリハダ 劇場版」(12)に続く2度目の公開作。主人公しおりを演じる石橋は、故若松孝二さん、山下敦弘、蜷川実花、辻仁成ら、個性の全く異なる監督に起用され“毎週出演映画が公開される”と話題を呼んでいる。「トリハダ」シリーズには、ドラマ「トリハダ5」第3話で初起用されたほか、劇場版前作ではエピソード「自身に降り掛かった悪夢と結末の相違」に出演している。
石橋は、「『トリハダ』には過去に2度出演させて頂いていたので、今回また呼んで頂けて、しかもヒロインだと聞いた時はものすごく嬉しかったです」とオファーを受けた当初の気持ちを振り返る。撮影では「出演者との芝居の絡みが少なくて、リアクションなどのひとり芝居が多かったので、余計に緊張しましたし、大変でした」。今作を含むと、今年公開される作品は6本目となるが「これからも全力で丁寧にお芝居をしていきますので、たくさんの方々に見て頂けたら嬉しいです」と慢心はない。
三木康一郎監督がメガホンをとる今作は、前の住人宛に届いたラブレターに興味を持ち、つい開けてしまったことから想像を絶する恐怖にさらされる主人公の姿を描く。OLのしおりは、ポストに届いていた“三浦玲子”宛の手紙を好奇心から開けると、「君に会いたい。愛している」と書かれていた。2度目の手紙には「今日、久しぶりに会いに行きます」とあり、恐ろしくなって“三浦玲子”をネットで検索すると、未解決ストーカー殺人事件の被害者の名前と合致する。
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