天才クライマーの挑戦に密着したドキュメンタリー予告で広がる圧巻の大自然
2014年6月19日 14:30
[映画.com ニュース]フリークライミングの世界チャンピオン、デビッド・ラマの挑戦を3年間にわたり追い続けたドキュメタンリー映画「クライマー パタゴニアの彼方へ」が、8月30日に劇場公開されることが決定し、予告編が公開された。ラマの前に立ちはだかる、美しくも過酷な自然を臨場感あふれる映像で映し出す。
安全のための確保用具以外、人工的に用意された足場やボルトなどを使わずに、体力と技術を頼りに岩場を登るフリークライミング。ラマは、オーストラリアの天才フリークライマーとして知られ、2008年ワールドカップで総合優勝を果たした。
本作は、パートナーのペーター・オルトナーとともに、世界一登頂が困難と言われる南米パタゴニアの山「セロ・トーレ」の南東稜に挑むラマの姿を記録。ラマは多くの困難に直面し、挫折を味わいながらも、挑戦することの意味、頂にたどり着くために不可欠なものを見出していく。
命綱と素手だけで、足がすくむような絶壁に挑むラマ。予告編は、難攻不落の山を登るラマの視点で捉えた臨場感あふれるクライミングの様子に加え、山頂上空から撮影した息を飲むパタゴニアの絶景が収められており、圧巻の世界に触れることができる。
「クライマー パタゴニアの彼方へ」は、8月30日から全国で公開。