台湾の名匠ツァイ・ミンリャン、リー・カンション&片桐はいりの熱視線に引退宣言撤回?
2014年6月17日 13:02

[映画.com ニュース] 台湾の名匠ツァイ・ミンリャン監督と俳優のリー・カンションが6月16日、最新作「郊遊 ピクニック」のプロモーションのため来日。ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したツァイ監督の第3作「河」の上映イベント後、観客に向けティーチインを行った。
「郊遊 ピクニック」は、ツァイ監督が「ヴィザージュ」(2009)以来4年ぶりに手がけた長編監督作で、第70回ベネチア国際映画祭審査員大賞を受賞。台湾・台北の郊外で、水道も電気もない廃墟に暮らす貧しい父親と2人の子どもの姿を通じ、現代台湾の一面を描き出した。
ツァイ監督は独特の長回しを多用することで知られるが、「多くの人が映画は作家の創作であるということを忘れがち。あの長さは作家としての私の長さ。理由を聞かれても説明しがたい」としながら、「映画の時間は現実とは異なる。情感の込められた有意義な時間もあれば、無意味な時間も存在する。その無意味だけどリアルな時間が私はとても好き」と説明した。
本作を最後に引退する意向をべネチアで公表したツァイ監督だが、「今日は若い観客が多くてうれしい。若い方は固定概念なく私の映画を見てくれる。若い人たちが私の映画を見てくれるこの現象を見てとても興奮しているし、中国大陸という閉ざされた社会でも、私の作品を含め世界の色々な作品が見られていることは素晴らしいこと」と前向き。本作の熱演によって、台湾のアカデミー賞に相当する第50回金馬奨で主演男優賞受賞を受賞したリーは、「ツァイ監督の最後の映画ということになっているけれど、もしかしたらそうならないかもしれない。もし日本で人気になったら次回作も期待できるかも? 私ももう一度日本に来たいので、皆さんも宣伝にご協力ください」と応援を呼びかけた。
また、ツァイ監督の大ファンを公言する女優の片桐はいりも駆けつけ、さまざまな質問を2人に投げかけた。「新作を作る度にリー・カンションと街頭で前売り券を売っていた」と話すツァイ監督が、「みんなで前売り券を売るチームを作ったらどうだろう。1人100枚!」と冗談を飛ばすと、片桐はすかさず「そしたらまた映画を撮ってくれますか?」と懇願。ツァイ監督は、「神様が私にどんな風に命令するかによる」と明言を避けながらも、「実はある日本の映画会社が私に企画を持ちかけてくれているけれど、まだ回答していない。皆さんにかかっている(笑)」とファンの期待をあおった。
「郊遊 ピクニック」は8月下旬、シアター・イメージフォーラム他で全国順次公開。
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