女子アナと夏の女王・安藤優子、バイキング従え「お台場新大陸」へ

ジャケットを脱ぎ捨て、「お台場新大陸」のピンクTシャツに身を包んだ安藤キャプテン。「こういう格好して皆さまの前に現れるのは初めてで、どうふるまっていいやら」と照れながらも、一大イベントに向け気勢を上げた。イベントでは「スーパーニュース」ブースが登場する。安藤キャプテンは「私がいつも座っているイスも持っていく」とスタジオの完全再現を予告。来場者は原稿読みなどが体験でき、番組に出演できるチャンスもあるという。

大島由香里、生野陽子、加藤綾子から今春入社した永島優美までの女子アナ15人は“新大陸ハンターズ”を結成。夏らしいショートパンツ姿で元気にそろい、生野アナは「一致団結して盛り上げる」と意気込んだ。大先輩の安藤キャプテンとともにPRに励み、お台場の夏をさらに熱くする。

また「お台場新大陸」のイメージキャラクターとして亀山社長が指名したのは、「笑っていいとも！」の後を受け4月始まった昼の情報バラエティ「バイキング」のMC陣9人。「バイキング」から「新大陸」を発想したともあって、亀山社長は「他人ごとみたいな顔をしないで」とハッパ。トップ直々の檄に、坂上忍、EXILEのTAKAHIROとNAOTO、お笑いコンビのおぎやはぎ、フットボールアワー、雨上がり決死隊も姿勢を正した。

1997年のお台場への本社移転をきっかけに始まったフジテレビ夏のイベント。「お台場冒険王」「お台場合衆国」から「お台場新大陸」へさらにスケールアップする。イベントエリアは1万平方メートル拡大。体感・体験できる番組数は、バラエティから情報、スポーツ、報道まで史上最多55番組以上になるという。

亀山社長のもとフジテレビが全社一丸体制。団長に報道局社会部の坂本隆之担当部長を抜てき。亀山社長は、かつて自身が団長を務めた際、「未曽有の制作費をかけ」レアル・マドリードを呼んだと振り返り「（上層部から）怒られたけれど、レアルの選手と子どもたちが触れ合うのを見て、テレビ局のバカバカしい夢ってこういうことだと思った。今回は始末書をもらう立場。団員たちが謝りに来てくれるのを楽しみにしています」と語った。

お台場でも競技実施予定の2020年東京五輪をにらみ、フジテレビは今年を「お台場元年」と位置づける。開局55周年の節目。全員で汗をかき視聴者をもてなす「お台場新大陸」は、7月19日～8月31日の44日間、フジテレビ本社屋およびお台場・青海周辺エリアで開催。テーマソングは19人体制になった新生EXILEの新曲「NEW HORIZON」。社内公募した公認キャラクター“はっちぃ”も活躍する。（映画.com×文化通信.com）