「燦燦」、モンリオール世界映画祭ワールド部門出品
2014年6月2日 13:20
[映画.com ニュース] 吉行和子主演映画「燦燦 さんさん」(配給:東京テアトル+デジタルSKIPステーション)が、8月に開催される第38回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に出品されることが決まった。
同部門にはほかに、「サクラサク」や「飛べ!ダコタ」も出品が決定している。同作は昨年11月16日に公開され、現在も各地で上映中。夫に先立たれた77歳の主人公が、“婚活”に挑むヒューマンドラマだ。長い介護生活の末に最愛の夫を亡くした主人公・鶴本たゑ(吉行)が、淡々と過ぎる孤独な毎日に区切りをつけ、周囲の反対を押し切って婚活を決意する。
本作は埼玉県の映像産業拠点施設「SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ」の若手映像クリエーター支援プログラムに選出された「D-MAP」第4弾作品。演出家・蜷川幸雄氏が率いる平均年齢74歳の演劇集団「さいたまゴールド・シアター」の俳優陣が出演している。(文化通信)