地域発信映画制作・上映の「Mシネマ」始動
2014年6月1日 23:35
[映画.com ニュース] テレビドラマ制作を中心に映画制作なども手掛けている制作会社「メディアミックス・ジャパン」(MMJ/社長・東城祐司)は、新たな事業展開として、“地域発信映画”を制作・上映していく映画シリーズ企画「Mシネマ」を今春立ち上げ、始動させた。
その「Mシネマ」第1弾作品は“愛知県発”の映画「gift」。人気俳優・遠藤憲一と地元発の人気アイドル・松井玲奈(SKE48/乃木坂46)の競演でも話題となっている心温まるロードムービーで、愛知と若手力を満載した作品となっている。
監督はMMJの新進気鋭、26歳の宮岡太郎。宮岡は、早大在学中に制作した映画「エコーズ」(09)が、第22回東京学生映画祭で準グランプリと観客賞をダブル受賞したことでも脚光を浴びた人物。10年に同社へ入社し、これまでにテレビドラマで助監督などを務めてきて、今回、長編監督デビューとなった。
また、名古屋地域で大ブレイク中の人気男性アイドルユニット「BOYS AND MEN」のリーダー・水野勝や、元劇団四季メンバーでNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」や映画「クローズEXPLODE」で活躍中の若手俳優・柿澤勇人が出演していることも話題。同作は、地元愛知のコロナシネマワールド系ほかで6月14日公開予定。まずは愛知県限定公開となるが、人気の高まりに応じて他地域での公開も検討される方向だ。
「Mシネマ」は、“ご当地映画”ではなく、“地域発信映画”を制作・上映していくということがコンセプトのシリーズブランド。作品内容にその地域の地域色を色濃く出すのではなく、普遍的な題材を扱った作品を地域で制作・上映することを核としている。そしてその映画を地域の人々とともに育て、全国へと話題を広めていくことを目指す。第1弾「gift」に続き、今後も定期的に「Mシネマ」作品を提供していく計画だ。
MMJは今年4月1日付で、これまでに多数のテレビドラマ、舞台、映画の製作を手掛けてきた制作会社「ドリームプラス」のコンテンツ制作部門を引き継いで、業務拡大したばかり。テレビドラマおよび舞台の「タンブリング」をはじめ、映画「僕たちのアフタースクール」(主演・超新星)や「恋極星」(主演・戸田恵梨香)、今春公開された「俺たちの明日」(主演・眞木大輔)、「L・DK」(主演・剛力彩芽)などの制作を手掛けてきてきた中核の人員は皆、MMJに移籍している。そこで、主に映画プロデュース業務を手掛けてきた木村元子氏(ドリームプラス社長)がMMJで取締役に就任したことも背景としながら、新たな映画シリーズ企画「Mシネマ」が始動した。(文化通信)
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