「WOOD JOB!」矢口史靖監督に文部科学大臣から感謝状!
2014年5月24日 11:40
[映画.com ニュース] 現在公開中の映画「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」のメガホンをとった矢口史靖監督に、文部科学省から「キャリア教育推進への貢献」に対する感謝状が授与された。5月22日、文部科学省大臣室で感謝状授与式が行われ、矢口監督と下村博文文部科学大臣は、若者たちが将来の夢・展望を持つことや、未知の世界に飛び込んでいくチャレンジ精神の重要性について語り合った。
同作で、進路が決まらないまま高校を卒業した主人公が林業研修プログラムに参加したことから、その過程のなかで自立の道を模索するようになっていく姿を描いた矢口監督。都会の生活では情報の多さがかえって選択肢の幅を狭めているのではないかといい、「若いのであれば、向こうみずによく知らない世界に飛び込んでみて、とりあえずやってみたら自分に向いていたと後々気づくことってあると思うんです。時間をかけて実際に人と交流するなかで見つかることってたくさんあると思います」と述べた。
「経験するということが何より大切」という下村大臣も、「人工的な世界から離れ、数カ月でも体験すれば人生への見方が変わるのではないか、生きることに対して強くなるのではないかと思います」とコメント。また、「職業の中でも林業従事者の平均年齢はとても高い。こういう映画を通して1人でも2人でも関心を持ってくれたらいいと思います」と同作の効果に期待した。
全国の観客とキャリア教育に取り組む高等学校や高校生に向け、矢口監督は「この映画を見ると、新しい世界ってほんのちょっと先に広がっているんだな、という発見があると思います。自分が今住んでいる場所だけじゃなくて、その外にも無限に世界が広がっているということを知ってほしいと思います」とメッセージを寄せた。
一方の下村大臣は、大学に4月入学だけでなく9月入学も導入する「ギャップターム」など47項目の改革を進めていることをアピールし、「ぜひこの『WOOD JOB!』を見て、チャレンジする思いをもってほしい。文部科学省はそういう人たちをバックアップしていきたいと思います」と語った。
同作の公開前には、文部科学省が取り組むキャリア教育の普及・啓蒙活動と作品の内容が合致することからタイアップポスターを作成し、全国の国公私立高校の約1万カ所に掲示。また、林業を扱いその振興に寄与したとして、初日舞台挨拶では林芳正農林水産大臣から製作陣に「緑の特命大使」の任命状が贈られている。
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