株主優待生活の桐谷さん、ハリウッド俳優から刺激? 「結婚したい!」
2014年5月22日 17:10

[映画.com ニュース] 元プロ棋士であり、現在は所有する株式の株主優待を利用して悠々自適の生活を送り、メディアで話題の桐谷広人氏が5月22日、都内で行われた映画「ラスト・ベガス」のイベントに登場。タンクトップとホットパンツ姿のウェイトレスが人気のバー「HOOTERS(フーターズ)」渋谷店で、HOOTERSチアガールに囲まれながら自身の生活や今後について語った。
マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケビン・クラインというオスカー受賞者4人が共演を果たした本作。58年の友情で結ばれた男たちが、仲間の一人の結婚を祝うべく久々に再会しラスベガスに乗り込む。桐谷氏は株主優待で手に入れた自転車に乗って登場。現在、中野在住で「渋谷にはよく株主優待で映画を見に来るので、今日も自転車で来ました。映画が大好きなので(イベントに呼ばれ)嬉しい」と笑顔で語る。
2007年に棋士を引退し「老後は株で大金持ちになろうと思ったけど、リーマンショックで大損して、株主優待で今日まで食いつないできた」という。「最近はテレビがきっかけで雑誌の仕事も多くなって、株の方も回復してきた」と運気が上昇してきた様子。「株は儲けようと思うとやられる。最近は、儲けようとせず、先も長くないので楽しく生きたいと思っていたら儲けられるようになった」と明かす。
映画の舞台となったラスベガスには、テレビの企画で足を運んだという桐谷氏。カジノで人生初というギャンブルに挑戦したが、見事に元手の500ドルを約7倍にまで増やしたという。おもむろに現金を財布から取り出し「勝負に勝った時にやめるのが一番いい。カッとなると全部やられる」と勝負の極意を語った。
最近はテレビ局や出版社を通じてファンレターも届くそうだが「必ず返事を出している」。おかげで友人も増えたそうだが、「結婚はものすごくしたい!」と願望を口にする。本作から結婚や人生について学んだ部分も多いようで「4人がそれぞれ悩みを抱えていて、再会することで彼らは幸せを取り戻していく。我々、団塊の世代が残りの人生を素晴らしく生きるための参考になる。お世辞抜きで、昨年の秋以降に見た映画で1番面白かった」と熱く語っていた。
「ラスト・ベガス」は5月24日から公開。
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