カジヒデキが「シンプル・シモン」イベント開催「スウェディッシュポップ好きにはたまらない」とPR
2014年5月11日 18:30

[映画.com ニュース]ミュージシャンのカジヒデキが5月10日、東京・原宿のアストロホールでスウェーデン映画「シンプル・シモン」のコラボイベント「BLUE BOYS CLUB meets シンプル・シモン」を開催した。
映画はアンドレアス・エーマン監督の長編デビュー作で、広汎性発達障害のひとつとして知られるアスペルガー症候群のシモンが、自分のせいで恋人にフラれた兄のために、新しいガールフレンドを見つけようと奮闘する姿を映す。また、全編を通してスウェーデンのポップス音楽がふんだんに使われ、カラフルな北欧デザインのインテリアやファッションも観客の目を楽しませる。2011年のアカデミー賞外国語映画賞のスウェーデン代表に選出された。
スウェーデン音楽をはじめとした北欧文化に造けいの深いカジは、「病気を扱いながらも兄弟愛を描いたカラフルな作品。ウェス・アンダーソン監督の作風に近い感じもあって、北欧のインテリアやデザインが好きな人にもおすすめ」と本作を紹介し、「のちのち名作として語り継がれるような映画」と絶賛した。
また、ミュージシャンの視点から「『The Embassy』が印象的に使われていて、スウェディッシュポップ好きにはたまらない。1曲だけイギリスの『Lemon Jelly』が使われているのも若い監督ならではの選曲」と音楽面について解説し、劇中で使われた楽曲「BABABA」「Tonight」「It Pays To Belong」「The wrong way」などを紹介した。
トーキョーノーザンライツフェスティバル2012をはじめ、各地の映画祭で多くの支持を集めた本作は、5月3日から劇場公開し連日大盛況を見せている。現在、劇場ではリピーター割引を実施しており、半券持参で当日1300円(一般、大学生・専門学校生)で鑑賞できる。
「シンプル・シモン」は東京・渋谷ユーロスペースで公開中、全国順次公開。
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