平山夢明「東京伝説」が映画化&6月公開 予告がとらえた日常に潜む恐怖とは?
2014年5月4日 14:30

[映画.com ニュース] ホラー小説家・平山夢明氏の人気シリーズ「東京伝説」が、オムニバスホラー「劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄」「劇場版 東京伝説 歪んだ異形都市」として映画化され、6月に東京・シネマート六本木で限定公開されることが決定した。あわせて、日常に潜む恐怖が浮き彫りとなる両作の予告編、ポスタービジュアルが到着した。
「いま、殺りにゆきます」「AVN エイリアンVSニンジャ」の千葉誠治が監督、脚本、編集を兼ね、人間の狂気がもたらす恐ろしさ映像化。欲望うずまく東京を舞台に、5話を収録したオムニバス方式で、現代社会の悪意を描き出す。
「恐怖の人間地獄」では、「あまちゃん」の足立梨花を筆頭に、藤澤志帆、真凛らが恐怖に見舞われる。深夜の漫画喫茶で携帯電話にかかってきた非通知着信(「立ち読み」)、さびれたガソリンスタンドに現れたスパナ男(「エンスト」)、突然女性の首にネックレスをかける男(「ネックレス」)、夜の路地に横たわる男(「夜道」)、ラブホテルで爪を食べてもいいかと口走るサラリーマン(「食べてはいけない」)など人物が並ぶ。
「歪んだ異形都市」は、黒川芽以出演の「ホテル」をはじめ、「ぬいぐるみ」「野外」「素振り」「廃墟」の5話を収録。ホテルを訪れた女性が、車いすの男性を助けようと声を掛けたことから想像を逸脱した事態に巻き込まれる(「ホテル」)。ほかに、何度捨てても戻ってくるクマのぬいぐるみ(ぬいぐるみ)、部屋で素振りをする見知らぬ男(「素振り」)など、得体の知れない恐怖が浮かび上がる。
「劇場版 東京伝説 恐怖の人間地獄」は6月7~13日、「劇場版 東京伝説 歪んだ異形都市」は14~20日にシネマート六本木で公開。
(C)2014「東京伝説」製作委員会
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