寺山修司の元妻、九條今日子さんが死去
2014年5月2日 14:43

[映画.com ニュース]故寺山修司さんの元妻で、女優、演劇・映画プロデューサーの九條今日子さん(本名:寺山映子)が4月30日、肝硬変による食道静脈瘤破裂のため死去した。78歳だった。
1935年10月22日生まれ、松竹音楽舞踊学校卒業後、九条映子の名でSKD(松竹歌劇団)で芸能界デビュー。その後、松竹映画に移り野村芳太郎監督「黄色いさくらんぼ」(60)などに出演。1963年に結婚。67年に寺山さん、横尾忠則らと共に「演劇実験室 天井棧敷」を創立し劇団の初演「青森県のせむし男」を製作した。
寺山さんとの離婚後も仕事をサポートし続け、82年の最終公演「レミング:壁抜け男」まで全舞台の製作を担当。カンヌ映画祭コンペティション出品作品「田園に死す」(74)、「さらば箱舟」(84)などのプロデューサーも務めた。83年の寺山さん死去後は、青森県「三沢市寺山修司記念館」の設立や、寺山作品の著作権管理を行い、全国各地で講演活動を行っていた。通夜は5月4日、告別式は5日に新宿区・千日谷会堂で行われる。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、どの映画を観たらいいですか?
【答え:私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
非常識なまでの“面白さと感動”
【涙腺崩壊も待ったなし】“最弱の青年”と“下半身を失ったアンドロイド”…ヤバすぎる世界へ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ