「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」12月6日公開決定 特別総集編も10月に
2014年4月23日 22:25

[映画.com ニュース] 1974年10月から読売テレビ系列で放送されたTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」は、日本全国にブームを巻き起こした。今でこそ大人がアニメーションを見ることは当たり前になっているが、当時“テレビまんが”と呼ばれ、子どもが見るものとしてしか位置づけられていなかったものを“アニメーション”としての地位を確立し、現在まで続いている。
2012年、新たな展開としてTVシリーズ第1作をベースに新たなスタッフで「宇宙戦艦ヤマト 2199」が制作され、その全話を7章に分割して劇場上映を行い、ビデオオンデマンドも同時に配信。そしてブルーレイを劇場で同時発売するという流れを確立した。その後、劇場での上映とシンクロする形で全国ネットでのテレビ放送を実施し、ビデオグラムやプラモデルなど関連商品の市場規模も100億円を突破した。
2014年は「宇宙戦艦ヤマト」のテレビシリーズ第1作からちょうど40年を迎え、新たな展開として完全新作劇場映画の公開が12月6日に決定。タイトルは「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」となる。「宇宙戦艦ヤマト2199」に引き続き総監督を務める出渕裕が、ヤマトへの深い愛情を持つ制作スタッフたちとともに作る完全新作となっている。また、劇場映画に先立ってテレビシリーズの特別総集編「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」が10月11日からイベント上映されることも発表された。
さらに40週年を記念したイベントも用意され、4月22日からは西武池袋本店で「原画展」と「星空のビアテラス」が開催される。「星空のビアテラス」ではビアテラススタッフがイラスト入りTシャツを着用し、飲み放題セットの注文客には、毎日先着50人に「宇宙戦艦ヤマト2199 オリジナルコースター」が配布されるという。また、5月には「ヤマトーク 新宿『決戦!七色星団』」が新宿ピカデリーで開催される。(トーキョーアニメニュース)
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