ハリウッド映画界における女性脚本家の割合が減少
2014年4月22日 08:10
[映画.com ニュース] ハリウッド映画界における女性脚本家の割合が減少していると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
米脚本家組合西支部の調査によれば、2012年に雇用された脚本家のうち女性の占める割合は3分の1で、映画部門に至ってはわずか15%。09年の17%よりも減少しているという。男女間での給与格差も広がっており、男性脚本家1ドル対比で、女性脚本家は77セントとなっている(09年には男性脚本家1ドルに対し、女性脚本家は82セントだった)。
なお、人種構成に関しては、映画台本を執筆する脚本家のうち、白人以外のいわゆるマイノリティーはわずか5%しかなく、09年から変わっていない。テレビドラマでは多少の改善が見られるものの、映画脚本家は依然として白人男性が圧倒的な数的優位を保っていることが明らかになった。