ブライアン・シンガー製作総指揮で英ネット事件を映画化 5月末公開
2014年4月20日 13:05
[映画.com ニュース] ブライアン・シンガー(「ユージュアル・サスペクツ」)が製作総指揮を担当し、2003年にイギリスで実際に起こったインターネット事件を映画化した「U Want Me 2 Kill Him ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム」が、5月24日に東京・新宿シネマカリテで劇場公開されることが決定した。
ライアン・レイノルズ、クロエ・グレース・モレッツらの共演で、人気ホラーをリメイクした「悪魔の棲む家」のアンドリュー・ダグラス監督がメガホンをとった心理サスペンス。インターネットチャットにのめりこんだ少年が、思いも寄らない事件に巻き込まれていく様子をスリリングに描き出す。
高校生マークは、チャットで出会った年上の女性レイチェルに恋をするが、レイチェルにはケビンという恋人がいた。ある日、ケビンから虐待されていることを告白したレイチェルは、チャットから姿を消してしまう。不安を募らせていたマークは、レイチェルの弟ジョンからレイチェルの死を聞かされ、ケビンへの復しゅうを誓う。
ベネディクト・カンバーバッチ主演作「The Fifth State」などに出演している若手俳優、ジェイミー・ブラックリーが主人公マーク、「ミスター・ノーバディ」のトビー・レグボがカギをにぎる少年のジョンを演じる。二転三転する物語のなか、イギリスの法律が内包した矛盾や問題にも切り込み、インターネットの匿名世界に潜む罠をあぶり出す。
「U Want Me 2 Kill Him ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム」は、5月24日から新宿シネマカリテで公開。