塩谷瞬、桜塚やっくんに感謝 主演作「歌舞伎町はいすくーる」で共演
2014年4月20日 19:00

[映画.com ニュース] 俳優の塩谷瞬が4月20日、都内で行われた主演作「歌舞伎町はいすくーる」の完成披露試写会に出席した。本作にゲスト出演した後、昨年10月に交通事故で亡くなった桜塚やっくんさんとは「デビューの頃からお世話になっていた」といい、「もう一度、一緒にお芝居したかった。やっくん、ありがとう!」と感謝の意を表した。
もとはしまさひで氏のコミック「定時制歌舞伎町高校」を実写映画化。塩谷演じる「歌舞伎町の帝王」と呼ばれる不動産会社社長の覇稲剣が、新たな刺激を求めて、歌舞伎町のど真ん中にある定時制高校に裏口入学し、個性豊かな生徒たちとさまざまな騒動を巻き起こす。
舞台挨拶には塩谷をはじめ、共演する熊切あさ美、大島なぎさ、辻やすこ、乃木太郎、千葉真一、メガホンをとる軽部進一監督が出席した。熊切は、大番頭の鬼九政宗役で出演した歌舞伎俳優の片岡愛之助と撮影後に交際をスタート。この日は、片岡について語らなかったが、「気持ち良く踊ることができた」と劇中で披露するバーレスクダンスをアピールしていた。
愛之助との共演について、塩谷は「ぶっ飛んだ脚本だから、愛之助さんも『どこまでやっていいのかなあ』って。でも何でも受け入れてくれるスタンスで、とても優しかった」と述懐。撮影は、愛之助がオネエ官僚役で話題を集めたドラマ「半沢直樹」以前に行われており、軽部監督は「この作品が、愛之助さんにとって現代劇のスタート」と誇らしげだった。
「歌舞伎町はいすくーる」は5月3日から公開。
(C)2013 歌舞伎町はいすくーる製作委員会
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