「シャドウハンター」アクション映像&キャストが明かす特訓秘話
2014年4月18日 19:05
[映画.com ニュース] 若手女優リリー・コリンズの主演で、世界的ベストセラー小説を映画化したアクションアドベンチャー「シャドウハンター」。4月19日の公開を目前に、コリンズをはじめ、ジェイミー・キャンベル・バウアーやジョナサン・リース=マイヤーズらキャストがほぼノースタントで挑んだ、迫力のアクションシーンを集めた映像が公開された。
ごく普通の少女だったクラリー(コリンズ)が、ある事件をきっかけに自分が“シャドウハンター”であることを知り、失われた伝説の聖杯を探すため吸血鬼や人狼などの妖魔との壮絶な戦いに身を投じていく。
このほど公開された特別映像は、クラリー(コリンズ)が敵を蹴り飛ばしたり、ムチを振るったりする姿や、同じくシャドウハンターのジェイス(バウアー)が高所から見事なダイブを決める瞬間が収められ、剣や銃など様々な武器が登場するスピード感たっぷりのバトルが堪能できる。
メガホンをとったハラルド・ズワルト監督は、俳優のクローズアップを撮るため、キャスト自身ができる限り多くのアクションを演じることにこだわった。監督の要求に応えるため出演者たちは数カ月におよぶ特訓に取り組んでおり、ズワルト監督も「とにかく彼ら全員が運動選手のようだ(笑)」と太鼓判を押す。
クラリーと恋に落ちるシャドウハンター、ジェイスを演じたバウアーは、イスラエルの格闘技クラブ・マガや、様々なタイプの剣術を4カ月半にわたり特訓し、危険を顧みずほぼすべてのスタントを自らこなした。宿敵ヴァレンタイン役のマイヤーズも、日本刀や17世紀のフェンシング用の剣を使った練習のほか、インドネシアの格闘技プンチャック・シラットや中国武術の詠春拳を学んだといい、「全てが優雅で、完全に危険だった」と振り返った。
主演のコリンズも、本格的なトレーニングを積んだ共演者たちがアクションシーンを撮影している時は「いやだ、楽屋に戻りたくない! ずっと見ていたい!」と思っていたと話し、「それはずっと一緒にトレーニングをしてきたから、絆みたいなものよね」と連帯感の強さをうかがわせた。
「シャドウハンター」は、4月19日から東京・新宿ピカデリーほか全国で順次公開。