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辻仁成監督、「醒めながら見る夢」で“ゴキブリの巣くつロケ”告白も出来には絶対の自信

2014年4月14日 21:25

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作品への思いを語った辻仁成監督、堂珍嘉邦ら
作品への思いを語った辻仁成監督、堂珍嘉邦ら

[映画.com ニュース] 芥川賞作家でミュージシャンの辻仁成が監督、人気デュオ「CHEMISTRY」の堂珍嘉邦が主演した映画「醒めながら見る夢」の完成披露試写会が4月14日、都内のホールで行われた。辻が2011年に、堂珍の主演で作・演出した舞台をあらためて映画化。堂珍は、「初舞台で、音楽を違った角度から見ることができて貴重な体験だった。映画であらためて優児という役に愛着がわき、光栄な思いでいっぱいだった」と満面の笑みを浮かべた。

ヒロインを務めた高梨臨は、舞台となった京都の方言に苦労したようで「方言をしゃべったことがなくて大変だった。微妙なニュアンスが難しく、テープを頂いてお経のように繰り返していた」という。クランクアップ時には涙を流したそうだが、「京都弁からやっと解放されると思って(笑)。すべてのスタッフが辻監督を好きで集まっていることを感じる、愛のある現場でした。居心地が良かったので、すごく寂しかったんです」とジョークを交え振り返った。

石橋杏奈村井良大は、川辺のシーンでゴキブリが大量発生した思い出を披露。「100匹くらいいて、村井さんのクツの上にまで乗っていたから、もう帰りたいと思った」(石橋)。「女優やめたいって言っていたもんね」(村井)。そこで辻監督が、「あそこはゴキブリの温床だったらしく、1万匹くらいいたんです。スプレーを大量に買ってきたけれど、駆除しきれなくて、もう1カットしか撮れないと思い3台のカメラを同時に回したんだよ」と告白すると、「知っていたんですか?」と憤慨する石橋を中心に、客席も含めた大騒ぎとなった。

失言と気づいたのか、辻監督は「そのことを思いながら見てほしくない。見ていただければシリアスでこん身の力作になっている。キャストがそれぞれに闘って、最高の作品ができたと思う」とフォローを入れながら豪語。堂珍も、「ラブストーリーもたくさん絡んでくるが、人間がひたむきに頑張っていく姿勢の美しさが感じられると思う」とPRに努めた。

その後の写真撮影でも笑顔が絶えなかった辻監督だったが、歌手・中山美穂との離婚問題が取りざたされているため、終了後は司会者の締めの挨拶が終わらないうちに退場。ステージ最前列で待ち受けた取材陣には目もくれず、無言で舞台袖に引っ込んだ。

醒めながら見る夢」は、劇団の人気演出家・優児と、看板女優だった亜紀(高梨)がひそかに結婚。その静かな生活に、亜紀の妹・陽菜(石橋)が現れたことによってさざ波が立ち、それぞれの思いが交錯。優児と亜紀の間に隠された真実が浮き彫りになっていく。5月17日から全国で公開される。

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