アメリカのテレビで喫煙シーンが減少
2014年4月9日 08:45
[映画.com ニュース]喫煙習慣の変化にともない、米テレビドラマのなかの喫煙シーンが減少していると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
ペンシルバニア大学のアネンバーグ・パブリック・ポリシー・センターは、1950年代から2000年代までにプライムタイムで放送された米人気ドラマ、計1838時間を調査。その結果、61年には1時間につき4.96回喫煙シーンがあったのに対し、10年には0.29回にまで減っているという。
時代の流れとともに喫煙者が減少したことに加え、テレビで喫煙するシーンが描かれなくなったことが、禁煙につながっているようだと同調査は分析。ただし、この調査は主要ネットワーク局のドラマのみが対象で、喫煙シーンが多いことで知られる「マッドメン」のようなケーブル局のドラマは対象にしていない。