剛力彩芽&山崎賢人「L・DK」台湾同時公開決定で初訪台
2014年4月4日 21:35
[映画.com ニュース] 剛力彩芽の映画単独初主演で渡辺あゆ氏の人気少女漫画を実写化した「L・DK」が、日本と同時に台湾で公開されることが決定。剛力と共演の山崎賢人が4月3日、キャンペーンのため台湾を訪れ、ヒット祈願や記者会見、ファンミーティングを行った。
原作は「別冊フレンド」(講談社)で連載中の少女漫画で、何事にも真っ直ぐに向き合う性格ながらも恋愛には奥手の女子高生・西森葵(剛力)が、学校一のイケメンでツンデレ王子の久我山柊聖(山崎)と秘密の同居生活を送ることになる姿を描いた青春ラブコメディ。日本での単行本発行部数は400万部を突破し、台湾でも「隣居・同居」のタイトルで発売され人気を博していることから、台湾の配給会社の強い要望により同時公開が決まった。
2人が映画のキャンペーンで海外を訪れるのは初で、台湾も初上陸。原作はもちろんのこと、日本の芸能文化がリアルタイムで入ってくる台湾でも2人の名は知られており、空港では300人を超すファンが歓迎。2人は川村泰祐監督とともに、「三国志」の関羽が祭られた商売の神様であり、台北市民も多く参拝する「行天宮(シンティエンコン)」でのヒット祈願や、アジア1位の高さを誇る超高層ビル「台北101」をバックにフォトセッションを行った。
剛力は、会見で「日本の公開もこれからの段階なので、まだ実感はわいていないです。海外でも原作が人気と聞いているので、その実写をみなさんに見ていただけるのは嬉しいです」とニッコリ。山崎も「日本だけではなく、海外で映画が公開されることはとってもワクワクしています」と台湾公開を喜んだ。さらに山崎と川村監督は、台湾の渋谷・原宿と言われている西門町のカフェで人数限定のファンミーティングを開き、試写会で映画を見た女子高生10人と交流。女子高生から「映画ではどうしてあんなにかっこいいんですか?」と聞かれた山崎が、返答に窮して照れる場面も見られるなど、アットホームな雰囲気で行われた。
「L・DK」の日本公開は4月12日から。台湾では通常金曜日公開のため11日に封切られ、世界最速公開となる。